特別支援学校でも時間割があり、小学部は45分、中学部や高等部は50分の授業を行います。
何の授業かというと、国語、算数(数学)、図工(美術)、生活単元学習、作業学習、体育など様々です。規模も、学級ごとに行ったり、小集団で行ったり、学年全体になったりと授業によって使い分けています。
そんななか、授業に入るはずの先生が抜けることがあり、その授業をすすめるためには人数が足りない場合があります。
【さぁ、どうぞ】
教員の顔は知っている、児童生徒の顔も知っているところに応援に入りました。
教員も、児童生徒も、その授業(場面)で何をしているか、どう展開するかが応援するときのカギになるのですが、それが分かっているときと、まったく真っ白(分からない)のときがあります。分からなければ、目の前の子どもに対して、その場にいられるように配慮しながら、授業でやっていることを把握して、他の先生がやっていることを真似るしかありません。
しかし…。
今回は、子どもに教材を渡して、「何をする」しか提示されず、その教材の扱いを通じて、何をねらっているのかイマイチ分からない…。一緒にいる先生も、何の問題もないようにやらせているけれど、ねらいが分からなければ児童生徒の介入をするべきか、どう介入するか、どこを見守るか決めかねるところです。
【任せた】
教材の提示⇒子どもが対応できた
の場合はそれでいいのですが、できない、やらない場合が困ります。できなくてもそれでいいことはありますし、一緒に最後までやって課題の何たるかを経験させることもあります。そこがハッキリしないので、子どもが前に出るたびに、MT(メインティーチャー)に対応を任せることにしました。
【教訓】
MTになったら、児童生徒への対応や進行だけでなく、ST(サブティーチャー)がどう動いて欲しいか、どんなところを引き出す配慮をして欲しいか、説明したほうがいいなと思いました。
特に、今回は普段入っていない先生がサポートで入っているので、その人も授業の空間に巻き込んでいくような配慮(説明)やリクエストを付け加えることが必要だと思いました。