学校の文化

14)特別支援学校教員の年休(ねんきゅう)とは

こんにちは、雑賀孫市です。
今日は、特別支援学校教員の年休についてお話したいと思います。
年休とは、世間一般で言うところの「有給休暇」です。

ちなみに、今、年休って、とれる職場ですか?(おそるおそる)
とりかたは職場によって色々です。

ちなみに、私事ですが
1つめの職場:選択肢が半日と1日の2パターン。
(とったら月給の皆勤手当てがなくなる。)

2つめの職場:選択肢が1/4日、1/2日、1日の3パターン
(とれなくはないですが、所属長に許可が要る窮屈さがありました。)

3つめの職場(今):1時間ごと刻んでとれる。1日は7時間45分計算です。

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【教員の年休について】
年休とは、正式には年次有給休暇と言い、根拠法令は労働基準法となっています。
給与の減額は免除で、年休を申請する理由は言わなくてよいとなっています。
つまり、年休は教員の意思で理由は言わずに行使できる権利、ということです。
取得要件は、「職員の心身の疲労回復及び労働力の維持培養を図る目的」となっており、 年度内(4/1~3/31)に20日付与されます。
翌年に持ち越されるのは20日までで、それ以外は 消滅してしまいます。

【年休のとり方】
実際、「~するので、年休〇時間ください。」、「年休〇時間、とってもいいでしょうか?」 ではなく、
「年休〇時間とります。よろしくお願いします。」と言って、年休申請簿に書いて提出すればOKです。
時間帯は、始業(例えば8:30)から1時間や2時間とる方法と、
終業(退勤)時間から逆算して1時間や2時間とって早く帰る方法があります。

ちなみに、遅刻してしまう!ヤバい!といった時に職場に電話してとるのが前者で、す。
子どもの塾のお迎えがあるから、早く帰らなくっちゃ!が後者です。

【最後に】
始業、退勤時間や休憩時間は学校ごとに違います。
学校ごとに年休の時間表みたいなものがあるので、もらって自己管理するのが通常です。

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