学校の文化 OT・PT・ST

280)特別支援学校で勤務する教員(OTもち)が講習会などで講師をするとき

こんにちは、雑賀孫市です。
今日は、特別支援学校で勤務する教員(作業療法士)が、作業療法士協会がらみの講習会などで講師をする場合、どうするか?について書いてみます。

【地方公務員として】
多くの特別支援学校の教員は都道府県が管理する学校の職員にあたります。
なので、地方公務員法が適用され、一部(僧侶や神主、一定範囲の不動産投資、株式投資、など)を除くお金儲けは許可がなければやってはいけないことになります。

【今回のケースは?】
今回紹介させて頂く、リハビリテーション協会がらみの講師について、無許可でやると「お金儲けのために副業」をしているということになり、面倒なことになります。

通常、講師をすると謝礼がでるのですが、それを断っていたとしても、許可等の手順を踏んでいないと、痛くもない腹を探られることになります。そのため、管理職と相談し、正規の手続きをふんで行うことが望ましいといえます

順序通りに…。

【学校側の研修会講師の位置づけ】
例えば、日曜日が研修日だった場合、研修会の内容によって研修会扱いか、職務免除かという判断が学校の管理職(校長先生や教頭先生)によって行われます。

職務免除=交通費でない
研修扱い=交通費でる(出張になるため)
振替休み=仕事でやっていると認められれば、平日に振替休み(1時間単位可)をとることができます。
特別給与、謝礼=お金はでない、受け取ってはいけない

【手続き】
①研究部などで、よく行われていますが、えらい先生に講演して頂くときに、所属する大学に講師依頼か派遣依頼のような公文書がだされると思います。それと同じようなものを講習会主催者が作成、発行して、学校長あてに発送します。(主催者、講習会のお題と内容、謝礼なし、何日の何時~何時まで、何時間、などを記載する)

②学校長等の管理職が許可するか、職免か研修か等について検討する。

③研修会講師になる教員(OT)もちが出張か職免かの申請書を提出する。

④許可(または不許可)となる。

【講師として、どうふるまうか】
あくまで適切に、立場を逸脱したものでないよう話します。
都道府県によっては、講習会のなかで何を話すか、一字一句事前提出する厳しい所もあります。

そうなると、内容的にはリアリティや日常の姿が読み取りづらくなります…。
もし、本音が聞きたければ、講習会の後に食事会に連れ出して、講師がつぶやく独り言に耳を傾けるしかないと思います。

発表します!

【無償かつ、煩雑な手続きを経てまで、研修会に出るのはなぜか】
学校以外のところとコラボしたり、関わっていったりすることは、どうも好まれていないように感じています。手続きは面倒ですし、本来でるはずの講師料についてもいぶかしげな感じで見られることがあります。

しかし、なぜ講師をするのか?

①特別支援教育について、いろいろな人から理解が得られるように。
②作業療法士から教員になることで、特別支援学校にポジティブな変化をもたらしたい。
③講師の準備を通して、自分の頭の中を整理したい。
④人前で話す機会をもつことで、自分のアウトプットする能力を高めたい。
⑤講師をすることで、この人はどんな人か知ってもらい、活動の機会や場を広げていきたい。

もともと人前で何かをするのは好きでなく、自分がしたいことができていればいい、という人でしたが、なんとなく押し出されてきた感じです。

今後も、英語と介護の勉強も含めて、これまでテーマとしてやってきた「教育と医療の連携」も捨ててしまわず細々と続けていきたいと思っています。


https://magomago1.org/279howtodrinkacupofmilk202011/
前回は、「279)特別支援学校で密かにありがちな、「牛乳とお茶が嫌い」でした。特別な話ではないのですが、いろんな視点で評価することが大事だと改めて感じました。

https://magomago1.org/281thejobjapaneseteacherhavecodependence202011/
次回は、「281)共依存体質は、教員の病休などと関係がある気がしました。どう思われますか?」です。献身的に仕事をするのはいいのですが、自分が壊れないよう守って欲しいと思います。

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