作業療法士の私が特別支援学校の教員になろうと思ったときはいつだったか
私は作業療法士という、リハビリテーション関連の仕事をしていました。 当時、とにかく「研修貧乏」とはよく言ったもので、交通費と参加費、時には宿泊費も使ってよく研修会に行っていました。
ある研修会の中で、「特別支援教育が始まり、作業療法士もそこに入っていくことになるでしょう。」という話を聞きました。 自分の中で、これまでやってきたことが報われるチャンスかもしれないと思いました。
バブルがはじけたあと、学校の教員採用試験の倍率が上昇し、多くの若者が教員になる道を諦めました。
私もその中の一人だったのです。
特別支援教育が本格化すれば、異なる文化をもつ職種がかかわり合うことになるので、
教員免許と作業療法士の資格を持つ自分にできることがある、と思ったのです。
その日から学校とは何だ、特別支援教育って何だ、教員になるにはどうしたらいいんだ、教員採用試験って何をするんだ…とネットを使い、本を読み、とにかく情報を集めて翌年の教員採用試験に向けて勉強しました。
1年目の結果は、某自治体は2次試験まで進みましたが、3つの自治体の試験を受け、すべて不合格でした。
2年目、一緒に採用試験合格に向けて頑張っている仲間(作業療法士でない)と一緒に勉強し、なんとか1つだけ合格となり、現在に至っています。
学校の文化は、医療とはまた違い、矛盾やギャップを感じることもありましたが、それなりに仕事ができるようになり、相変わらず続く「学校教育とは何だ?」という疑問をクリアにするために大学院に行ったりもしました。
これからも特別支援教育にかかわる作業療法士(OT)、理学療法士(PT)、言語聴覚士(ST)は増えてくると思います。おそらく、いろんな壁にぶつかるでしょう。 何でも苦労して覚えることはありますが、しなくてもいい苦労もあると思います。
できれば、はやくいい仕事ができるようになって欲しい。 そんな思いから、これまでの知識や教訓、経験を必要とする人に伝えて役立てたいと、このブログを作りました。 まだ何も書いていませんが、いつか知恵袋みたいになったらいいなと思っています。
https://magomago1.org/reasonwhylikestockholderbenefit2020/
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