雑記帳

381)教員の老後の準備

最近、定年後のことや、セカンドキャリアをどうするか考えることが増えました。
いや、年齢的に言うと、60歳まで10年以上あるんですが、こんなものはあっという間に過ぎてしまうのは分かっていることですから。

【理想(?)の定年後の生活】
普通に定年まで勤めて、退職金をもらい、65歳(この先は70歳かも)まで再雇用。
その後、パートなどをしながら細々と、のんびり暮らすというのが教員の退職後の生活なのだと思っていました。

【いろんな課題】
定年と老後を見据えて、課題がいくつかある気がします。

・60歳までもつか、またはもたせるか
・60歳から65歳までどう過ごすか
・65歳以降どう過ごすか
・今あるスキルと経験で、どれくらいの選択肢があるのか
・何を追加すれば、選択肢が広がるか、ステップアップできるか
・お金のために働く時間はどれくらい必要か
・好きなことをする時間や期間をどれくらいにするか
・いつまで働くか、働けるか
・どんな業界に足を突っ込むか
・どのような雇用形態か、どのような働き方をするか
・これまでのキャリアと、どんな能力を得てきたか整理できているか
・お金にどれくらい働いてもらうか

資産や相続、あとは運などが特にない多くの人は、上記のようなことを考える日が必ずきます。

これまで自分を高めてきたか
自分をある意味商品として売り出せるものにしたか
どれくらいの人脈を作ってきたか

才覚と、これまでの生き方が試されるときがきます。

【教員はのんき?】
売上や純利益を考えない職種です。
個人として打って出るよりも、与えられた仕事を忠実にこなすことが重要です。
福利厚生が充実しているだけに、自分で考えてライフデザインする機会が奪われそうです。
あまり景気に左右されず、職業生活圏が狭いためか、投資や消費、雇用について関心が低い印象を受けました。

何年か前に公務員もiDeCoに加入できるようになりました。当時の職場には80人ほどの教員がいましたが、手続きなどに関与する事務室に問い合わせがあったのは2件だけ(私を含む)だったそうです。

現役時代は手厚いけれど、それが終わると自己責任の世界に放り込まれるのに、なんでこんなにのんびりしているんだろう?

【現時点で考えていること】
個人的に、量よりも質、広く浅くよりも狭く深くの人生を歩んできた気がします。

このまま無理をせず落ち着くのもいいと思いますが、元気なら自分を使って広い世界を見てみたいと思っています。飛び出せたらいいし、飛び出せなかったら少し後悔するかもしれません。

なので、フルタイムの再雇用を選択してしまうと、そこが難しくなります。
かといって、何もしないのは金融資産を食いつぶすことになり、年金生活までもたないと思います。

何かしないとまずいかなと思いますが、限られた時間を有効に使うなら、単価は高いほうがいい。そうすると、時間講師がいいのかなと思っています。

あとはどう過ごすか、ですが、まだイメージができておらず図書館で本を借りたりして、いろいろ模索しているところです。

【準備】
会話重視の英語の勉強(世界が広がる)
配当が期待できる金融資産の確保
教育分野での実績づくり
介護のスキルアップ
ブログの作成
複数の収入源の準備

まだ、いろいろありますが、今後も自他ともに変化があると思います。
1つの分野に偏ると、時代が思わぬ方向に外れた時、対応できる自信がないというのもあります。
なので、将来のイメージを随時更新しつつ、核となるものを作っていきたいと思っています。