Covid19、コロナウィルスは形を変え、いまだに生活環境を不安定なものにしています。
学校でも、対策、対応、配慮の面で影響を受けています。
これまでの経緯をふまえて、私が感じているのは
・学校は教育機関よりも、保育的な役割を重視されている。
・いくら感染対策で負荷がかかっていても、教育の質と機会は減少させるな。
・学校は子どもを抱えると同時に感染させないように、という矛盾を抱えている。
・学校や教職員に対して、行政サービスとして、とにかく継続して運営させることを第一に考えている。
・学校は数的に多く、1つとってもかけ算的にコストがかかるのでお金を出さないのかな。
などがあります。
【Covid19、コロナウィルスへの対応】
学校のコロナウィルス感染者対応ですが、学校によって違う所があると思います。基準はあっても、積極的に登校させたいのか、感染拡大を防ぎたいのかによって、どうしても運用面に違いがでてくるのです。
校内に陽性者がでましたが、一番混乱したのは「感染対策の不足」です。
「現場への負担は少なくして、運用したい」、「コストはかけないように」、「過大な対応をして、それに対する批判をあびたくない」といった意図があったと思いますが、対策の穴を外部から指摘され、慌てて対応したところがあります。こういったことを考えると、トップが「学校や地域の実情等に応じて、現場で適切に」と言わずに具体的な指示と資源を出すべきだと思いますし、現場には指示や情報伝達待ちにならない、自律できる裁量があったらなぁ…と思うのです。
【陽性者がでたとき】
陽性者と周囲にいた人はどうすればいいのか、何をもって濃厚接触者になり、どうすれば解除になるのか知らないと困ると考え、いろいろ聞いてまわりました。
陽性者:10日お休み、治癒証明をもらったら登校できる。
濃厚接触者:陽性が判明した日の2日前に〇分以上接触した人が該当になる。7日休んだら登校できる。検査は任意とのこと。
濃厚接触者候補:濃厚接触者と一緒にいて、マスク、手袋、長袖のガウンを着用して排せつや摂食の介助をしていたかが評価の観点になるそう。これも検査は任意とのこと。
陽性になった人がでたときどうするか、個人で判断しないことは大事ですが、その対応によって指導体制や行動面に影響を与えることを考えると、「変化が生じたときに、どんな対応を迫られるか準備する」ために、おおまかにでも対応について理解しておくことが必要です。職場や学校ではどうなっているでしょうか?これを機会に仕事の分担や相互補完のあり方を見直してみてはいかがでしょうか?