担任の先生より

627)特別支援学校 1人じゃないって、素敵なことね

いよいよ始業式というところまできました。

4月1日、各自治体で異動の発表が行われています。
「この先生、異動した!」と分かっている保護者もおられるのでは。

今日は、明日に向けての学年内の会議、全校研修(救命救急)を行いました。

研修関係は日常に追われるときにやるのは、開催する方も、受ける方も余裕がありません。そのため、年度はじめや中長期休業期間(夏休みや冬休み)などに時間設定します。最期にアンケートなどがくるので、フル無視はできないのですが、すみません。

全部ちゃんと聞いている訳ではなく、ちょこちょこ内職をして、自分の仕事や準備を進めています。
公共の仕事をフルに詰め込むと、ツケが最後自分に降りかかってきます。

【今日主にしたこと】
今日主にしたことは、教室の片付けと、体制表の作成でした。

教室は、昨年度にまとめていた荷物を使いやすいように並べるだけです。毎年、入ったことがない学部に入り、初めての子どもを前にしてメインで指導しつつ、応援に入ってきた人がどうするか指示を出す、無茶なマルチタスクを課せられます。が、今年は昨年度にいた先生がリードしてくれるとのこと。今年は、少し落ち着いて仕事が始められそうです。

いきなり現場を動かして、やっていくうちに目標や課題が見えてくるような生活から、組織的にどう集団を動かすか、他の学級の子どもはどうかまで評価できたらいいななと思っています。

体制表は自分が使えるものを作ります。登校時から授業ごとにどんな集団をつくって指導するのか、教員と子どもの顔写真と名前を並べて組み合わせる作業に取り組むことで、だんだん分かるようになってきます。肢体不自由のいる学部では、人の動きや入れかわりが少ないですが、知的メインの学部では枠組みをスピーディに作れることが重要です。悩んでいるうちに集団が落ち着きを失くしていくので、そのための集団特性や個々の実態の把握はとても大事だと思います。

仕事を終えて帰宅してから、疲労感がどっときます。
かなり新しい職場での刺激がストレスになっているのかな。

毎日、燃え尽きるくらい仕事をすることで不安から逃れようとした時期もありましたが、それでは自分がもちません。どこが大事、どこまでやったら終わるか、子どもにだけでなく、教員自身も見通しをもって計画的に物事を進めることが必要です。

今日は18:30に職場を出ました。