担任の先生より

633)特別支援学校 言うことを聞くようになってきた

まだ、子どもたちから様子を見られている気がします。
とにかく、スキは見せない、迎合しない、ウケを狙わないことを続けます。
子どもの実態がどんなものであっても、対応できる構えを意識しています。

何がどこまで伝わっているか、どこまで発しているものを受け取れているか分かりませんが、お互いに存在を確認でき、慣れてきているからでしょうか、子どもたちが教員の示すことに応じる場面が増えてきました。

【給食】
子どもに食欲があると、「大人の言うことをきく」、「これを食べたら、次にいけるから」などの言葉に応じることが多かったのですが、今回はそうはいきませんでした。食べる順番や、どれが食べたいと決められる力があるのでしょう。

提案するものは拒否
食べたいもの一点食い

このあたりは、引継ぎ資料の通りです。
全部食べてもらわなければ、合意を得ないといけない、などと考えると、子どもたちの思うつぼです。

「はい、順番。」
「はい、次々食べますよー。」

意見交換をうやむやにしながら、いろいろなものを子どもの手元にある小皿に入れていきます。

「ニヤリ」

この微妙な雰囲気のやりとりを楽しむかのように、笑っていました。
そう、私は君の召使いでも、ゴマをする優しい大人でもないのです。
まだ先は長いです、ゆっくり腹の内を探りあいながら、やっていきましょう。