学校の文化

637)特別支援学校 引継ぎができていない

ヤフーニュースの記事のなかで、「教員の引継ぎができるよう、引継ぎ表を保護者が作成して、まとめて渡す」というのを見ました。

保護者も学級経営に参画するのは、いいことなのでしょうか?

引継ぎについて、聞く方も、その子のイメージがまるで持てないのに、あれこれエピソードを聞いたところで、現実味がないので頭に入りません。児童生徒に関する引継ぎになると、引き継ぐ教職員の価値観や力量、見たものをもとに作られるので、その情報を受け取った教員に対して有益かどうかも分かりません。

あまりに高度過ぎる、体力を結構使う、関係性が出来ていないと難しい、性別のミスマッチがある、などの要因によって、引き継がれた内容がまるで使えないこともあります。

【なぜ、引き継がれないか】
落ち着いて考えて見れば、引継ぎがうまくいかないのは、いろいろな理由があります。
想像すれば分かるでしょ、というものから、学校にいるからこそ気づいたというのもあります。

「できていない」

指摘するのは簡単ですが、原因を広い視野で見て対策を練るか、実現可能なものにサイズダウンするか、要約するかしかありません。とにかく現場は情報過多で、多種多様なものに埋もれています。私も、昨年は前担任から聞いていないことについて保護者から指摘され、「あなた、担任ですよね」と噛みつかれたのを思い出します。

引継ぎが活かされていない理由はいろいろだと思います。

①引き継ぐ人が引継ぎの資料作成や伝える準備をしていなかった。
②引き継ぐ人が、引継ぎ資料をどこに格納したか伝えないまま去ってしまった。
③情報がいろいろな部署に点在していて、新担任が収集しきれないままになっている。
④引継ぎをする人と、受ける人のタイミングが合わなかった。
⑤引き継ぐ人が必要な情報を伝えることを伝え忘れた。
⑥新体制を動かす準備に追われ、1人ひとりの子どものことを事前に把握できるような状況でなかった。

などです。