学校の文化

688)特別支援学校 夏休み、とりあえず休みましょう

夏休みに入りました。

翌日、とりあえず年休をとって休むか、エンジンがスムーズに停止できるように出勤するか選ぶのですが、他の先生方はどうするのでしょう。このあたりは、仕事の状況にもよりますが、例年6割出勤、4割休み(出張含む)くらいでした。

【出勤します派】
これまで、日々の指導に追われてできなかった事務処理があるので、これをやってしまわないと休むとか言えないわ。あと、9月からの行事などの準備を進めておかないと、2学期のスタートに間に合わない。まずは実施案を作って、起案をまわしておかないと安心できないよね。

みたいな感じです。

休むには、たまったものを吐き出してしまわないと安心できないタイプ、エンジンを急にきれないタイプ、次の見通しまでもてないと安心できないタイプに分かれるのかもしれません。

【休みます派】
いろいろ仕事はあるけれど、ひとまずエンジンをきって、落ち着いて次に移行したほうがいい。ここまで必死になって、たどりついたんだから、息継ぎしないともちません。こんな感じでしょうか。

【チームプレー】
個人的に休むか、どうするかはありますが、学年等で企画・運営的な仕事に参画する教員は時間を決めて打ち合わせをすることがあります。「何時から集まって、短時間になりますが会議を…。」という場合は出勤して、それに付随する打ち合わせを行って、書類を作って…とやるので、ちょっと会議のつもりが一日学校で仕事していたというのは、あるあるな話です。

そんな一日を過ごして、「子どもがいない日は、仕事が進むわねー。」などというセリフがでます。もはや、教員の仕事とは何かなどの議論はありません。追われるものを片づける毎日、児童生徒が登校している間、時短で細切れで進める会議や書類仕事を、時間をかけて、続けて、段階的に進められるのです。

ただ、出張や休みが個々の教員レベルでとっていくので、「この仕事は、〇〇先生に確認しないと進めない、〇〇先生は、いつ出勤する?」もよくあることです。連携するには、連携する対象が存在しないと、停滞してしまいます。多様な仕事、複数の役割を担う教員をつかまえることは困難です。休憩時間を削らず、削らせずに仕事を進めるにはどうすればいいのでしょう。