週に一回、屋外歩行(移動)に行っています。
毎回、ほぼ同じルートをたどるのですが
列をつくる
友だちを待つ
信号を守る
段差に気をつける
季節の移り変わりを感じる
車や電車などを見る
道順を覚える
場所を覚える
地域の店やサービスについて知る
学ぶポイントは数多くあり、これらのなかで、何を自分の学級の子どもに感じてもらいたいでしょうか。
【教員にとって】
学校の周辺を散策する際、先頭に立つのは大抵、その学校に複数年在籍した先生になることが多いです。
学校からどこをまわってきたら安全か、どのルートを通ると時間はどれくらいかかるか、トイレなど立ち寄る場所はどのあたりか、土地勘があると落ち着いて引率することができます。
ベテランも新人も、その学校にきたばかりの教員は、このような校外にでる機会を通じて、学校の地域の様子や、道順などを把握することができます。もし、スーパーマーケットやドラッグストアが学校の近くにあれば、休憩時間に買いにいくことができるでしょう。仕事を終えて、すぐに買い物したいときも、利用すればいいのです。
また、地域に住む子どもや保護者が休日にでかけた場所や地名について、ある程度情報をもっていれば、話が盛り上がります。図書館にある郷土史や地図を見ること、車や自転車などで散策すること、近隣の公共施設や公園、遊び場などに訪れてみましょう。
このような積み重ねが、学級にいる子どもたちの生活を理解する一助になると思います。