学校の文化 担任の先生より

744)特別支援学校 それ、私のマスク

昨日、私物の箱を、校内の私物教材置き場で活用する話をちょっとしたのですが、

共用ロッカーを割り振って使うとしたら、どんな感じになるでしょうか。

【割り振り】
教員の誰もが教材やマスクなどの消耗品をもっており、職員室のデスクではなく、指導中に使うかもしれないものを教室のどこかに置いておきたいと思っています。しかし、年度始めは子どもが使えるように、平等に、もれなくいきわたるようにすることに重きが置かれ、教員の物の置き場所は後回しになることがよくあります。

私がいたところで、縦6こ、横8こ(計48)くらいの物入れ場があり、そこを学部内で割り振ったことがありました。そこは車椅子を使っている子どもたちがいる学部だったので、車椅子座位で取り出しやすいところは児童生徒用、それより高いところにあるロッカーは各教科(体育、音楽、美術・図工など)の場所と、各教員の場所に分けられました。

【それ、私のマスク】
すべての場所に教材や給食時のエプロンなどがはいっています。

ロッカーの割り振りに参加した人は、どこが子どもの場所で、どこが何の教科で、どのへんを教員が使っているかおおまかに把握しています。

しかし、そういった事情を知らない人は、見た感じで判断してしまうことがあるようです。

ある職員さんが、私のロッカーから使い捨てマスクを取り出して、給食の配膳に向かっているのを見かけました。

「あ、そこ、私のロッカー…」

彼は、ぎょっとして振り返りました。

「え…?」

聞くと、彼は教員個人のロッカーでなく、公共(パブリック)の場所だったと勘違いしていたそうです。

いつから使っていたんだろう、私のマスク…。