学校の文化 担任の先生より

812)特別支援学校 古文漢文よりも金融経済を学ぶべき

某テレビ番組で、ある議員の発言について議論されていました。

古文漢文よりも金融経済を学ぶべき

一見、特別支援教育を語るうえで、ちょっとずれていると思いましたが、いやいや、かなり近い問題だぞと気づきました。

日本にある文化を学ぶこと、これは学校にかかわらず教育に求められることだと思います。言葉や価値観、二元関係、自然現象、帰属意識、計算、人間関係、建築物、文学など、教養も含めて学ぶことはたくさんあります。

その他の意見として、いろいろ手をつけていたらキリがないし、大人になって役立つことを教えたほうがいいんじゃないか、というのも分かります。

素地をつくるのか、実益になることをやるか、なかなか難しい問題です。

【家庭の違い、子どもの違い】
「よくお出かけをする家族で、日々の生活習慣や勉強は学校にお任せです」という家庭もありますし、「毎日繰り返しの生活ですから、たまに外の世界を味わう機会をもたせてあげたい」なんていう家庭もあります。あれもこれもやって欲しいという希望が詰むと、学校で取り扱うものは際限なく増えていきます。

【古文漢文はいらないか】
高校などで古文や漢文の授業を受けていた頃は、今時使わない言葉を知って何になる?書いてあることの意味を知るなら現代語訳を見たらいいじゃない?と思っていました。

しかし、今は「知らなかった言葉や文化を丁寧にひも解いて理解していくこと」、「過去を知るきっかけの一つ」、「言葉を丁寧に扱うこと」などが浮かびます。その学びを通して、多様な意味付けられることや、価値づけられるものがたくさん発見できると思います。

金融やICTなど、目先の流行のことばかりやっていて、目先のことばかりに追われる人になっちゃうんじゃないか?と思えてなりません。

公教育は平等で、特定の価値観に偏らないこと

それをふまえると、金融教育などは、なかなか難しいと思います。

分散投資はいいですか?
FXや信用取引についてどう思いますか?
不動産投資はどう思いますか?
金やプラチナなどへの投資はどう思いますか?
通貨について理解できていますか?

そんなことはネットで調べればでてきます。
専門的に知りたければ、経済学部でしっかり勉強できます。

家族で買ったスマホのトラブルについて、学校が怒鳴り込まれる時代です。
FXで損したから、損害をまどってくれと言われかねないです。

何でも学校に依存しないでくださーい。