担任の先生より

840)特別支援学校 おかあさんといっしょ

学年全体で集会的な授業をすることがあります。

季節の行事やゲーム(集団活動)、校外学習の事前・事後学習などを行いますが、ずっと活動し続けると集中力はもたないし、疲れてくるのでペース配分をします。

もちろん、すべての企画したものが時間通りに進むとは限らないし、もともとやるべきことが2時間分ビッチリ詰まっていないこともあります。

そんなとき、たまに挿入されるのが「ビデオ鑑賞」の時間です。

選ばれるものは、NHKが出しているDVDや、ディズニー映画、昔話などが多いです。

【三択】
先日、選択肢にあがったDVD

ピタゴラスイッチ
クインテッド
おかあさんといっしょ

でした。

「さぁ、どれにしたいか、拍手で答えてね」という教員からの提案ですが、隣にいた子どもは、独り言のように「おかあさんといっしょ」、「おかあさんといっしょ」とつぶやいています。

拍手でアピールしなきゃ伝わらないし、私につぶやいても何もしてやらねーぞ…。

投票の結果、拍手が多かった「クインテッド」となりました。

【意思表示】
自己決定や意思表示、コミュニケーションの能力を高めることが推奨される昨今、向き合った大人に対して、様々な手段で意思を伝える取り組みが行われています。

それが、集団の場になると、意思表示の共通のルールが何で、伝える方法が適切でないとスルーされるんだと改めて感じました。