学校の文化 担任の先生より

862)特別支援学校 祝 個別指導計画入力完了

個別指導計画の入力が終わりました。

終わったというか、割り当て分を片付けたというほうが正しいのかもしれません。以前は1科目ごとに丁寧に説明するように書いていたのですが、働き方改革と指導要録(内容の大半は個別指導計画のコピペ)との整合性をはかるために文字数が制限されるようになりました。

もう、50字とか、60字とか、そういうレベルです。

以前は、「目標をたてたのだから、一つひとつに対して評価を書け」だったのですが、こうなると公約数的に内容をまとめるか、型通りの文章にして総括するしかないと思います。

【文字数を意識してまとめる】
たとえば、55字にするとどうなるか。

「ストレッチでは(7) 動き方を覚えて(7) 順番に(3) 取り組むことができました。(12)」

これで30文字ですか、もう少しいけそうですね。

「ストレッチでは(7) 動き方を覚えて(7)」とここまでは学習して記憶して、行動レベルにうつすことができた、までを説明できました。あと、どうするかですが、運動の質や、運動能力の向上もプラスしてみましよう。

「10数える間、筋肉の張りを意識しながら、(20)
「動きを止めてストレッチすることができました。」(22)
14+20+22=56ですね。ちょっとアウトです。そうなると、表現を変えるか、内容を変えていくしかないと思います。

ストレッチをしている間は、本当に動きがとまっている訳ではありませんけど、課題に向き合い続けることができた雰囲気は出せていると思います。もう少し表現を変えてみます。

「ストレッチでは(7) 動き方を覚え、(8) ゆっくりと10数えながら、(13) 体を伸ばすことができました。(14)」

これだと、7+8+13+14になるので、42文字になります。まずまずではないでしょうか。

【科学し過ぎない】
リハの実習や研究論文では、言葉の意味や定義を大事に文章が作られます。しかし、ここは保護者への説明の場であり、定められた文字数や、業界内の人が見て分かるものを作ることが最優先です。

上記のような「体を伸ばす」は正しい表現ではないですが、特定の部位だけのアプローチでない点や、何をどうするを丁寧に説明していては文字数が足りない、というリスクをとらないために妥協しているところです。

更に、目標に対してどうか、曖昧さや具体性はどうかなど、つきつめれば穴のない文章を完成させることは不可能だと思われます。だからこそ、どこで妥協するか判断することが大事になってくるのです。

【見ていないことは書けない?】
また、教科によっては自分がMT(メインティ-チャー)でないところや、自分が指導に参加していない授業についても成績を書きます。

「担任だから、その授業のMTに聞いてかく」がどう切っても無難な方法だと思います。しかし、教科ごと、1人の児童生徒ごとの成績を書くために聞き取りを行っていては、きりがありません。

そのため、部分的にでも見聞したことを評価のなかに盛り込んで、担任が書いちゃうことや、MTが学級の枠をこえて指導している児童生徒(他学級の子も含む)の分を書いてしまうことが、よくあります。

リハでは、「見ていなこと、評価していないことを憶測で書かない」とされていますが、ここにこだわると、手間がかかって仕方ありません。