担任の先生より 未分類

906)特別支援学校 年度末 荷物の持ち帰り

年度末になってきました。

年度末と年度始めを意識した配布物(~だより)がいろんなところから、配ってくださいとレターケースに入っています。こういうのも、〇〇に該当する人は配ります。△△の人には配りません、などと注文がついていることがあります。

【持ち帰る】
まず、すべての荷物を修了式の日に持ち帰りましょう、は難しいです。ごくたまに、「最終日のお迎えの日に車で来ますから、その時に積んで帰ります。」のようなこともありますが、大抵は少しずつ持ち帰ります。

持ち帰るためには、持ち帰り用の「大きな袋」、「リュック」を事前に別途用意してもらいます。毎年のことだからと、言われなくてもタイミングをみてもってきてくれる御家庭もありますが、荷物の量をみて「いつ」にするか促すのが無難かもしれません。

肢体不自由の学部だと、車椅子に荷物を吊り下げ過ぎると転倒します。(そもそも、車椅子は荷物を吊ることを前提に作っていません)

知的障害の学部だと、筋力や歩行バランスによって持たせていい量が分かるでしょうし、多いと置き忘れてくる、放課後活動に行った先で取り違える可能性があるので、やっぱり持たせ過ぎはマズいと思います。

あと、普段使わない袋やリュックなので「名前」を書いていないことがあります。

【持ち帰り荷物の選別】
持ち帰りの荷物は予定を見ながら、「これはまだ使う」、「これはもう使わない」と分けていけばいいと思います。

お道具セットは最終日使うかな?運動靴は屋外体育が終われば持ち帰ってもいいよね、この着替えは枚数が多いから減らそう、みたいな感じで教室(部屋)の荷物を減らしていきます。

教室には子どもの物だけでなく、教員の私物や、学校で分配されたもの(机や棚など)、学校にあるものを必要に応じて借りてきたもの、などが混在しています。新年度体制が決まったら、少しずつ減らしていき、整理しないと遅れがでてきて、次年度にその教室を使う学級の人に迷惑をかけます。

防災頭巾(ヘルメット)や机・学習椅子は最終日まで使います。また、これまで使いまくって汚れているようなものは洗ったり、消毒したりしたいものです。