学校の文化 担任の先生より

916)特別支援学校 初任の先生登場

初任の先生がきました。

初任といっても、昨年度まで同じ学校で講師をしていて顔見知りの人もいますし、他の都道府県で教員をしていた人もいるので、初任=初心者とは限りません。

4月から、始業式までは会議や研修がいくつも入ってくるので、通常の月予定表とは別枠で「春休み期間予定表(仮称)」も作られています。そのなかに、「新転任者挨拶」の枠がちゃんと入っていました。

職員室に入ると横一列に並び、端から順番に挨拶をしていくのが通例です。挨拶は一人ずつやっていくのですが、短すぎると愛想がないし、長いと予定した枠をはみ出してしまいます。

「(例)〇〇学校からきました 〇〇です。〇学部〇年生に配属になります。ICT関係が得意なので、それを生かして 楽しい授業をつくっていきたいと思います。よろしくお願いします。」みたいな感じです。

ちなみに、ICTを含めて、得意アピールすると、何かにつけて対応を求められることがあります。受ける覚悟がなければ言わないほうがいいかなと思います。

【初めてきた場所、児童生徒が登校するまでにすること】
新しい場所で、何をしていいか分からない、何から手をつけたらいいか分からない状況だと思います。

とにかくはじめは情報過多。

校舎環境、機器の取り扱いやルール、所属する学部や学年や学級やグループの運営などについて説明があるのですが、イメージがもてないし、理解しにくいだろうなと思います。

説明する側とすれば、新しい人を案内する時間が設定されていて、それをするのが仕事だからやる。聞く側からすると、まだ何のことか分からない。でも、仕事として説明会が設定されているから聞く、みたいになりがちです。

子供だけでなく、新規採用や異動してきた大人にも段階づけといった指導方法を生かしてくれないかな…と思うのですが、新学期スタートに向けてのノルマが膨大なだけに、これも仕方ないのでしょう。

とにかくはじめにすることは、職員室の座席まわりの人と環境(コピー機や主席簿、ごみばこ、トイレ等)の把握、予定の確認、年度当初の研修や説明会に出てタスクをクリアしていくことだと思います。