学校の文化 担任の先生より

164)初任(新人)として学校に入ったら。1年かけて学ぶこと

こんにちは、雑賀孫市です。
今日は、初任(新人)として学校に入ったら、1年かけて学ぶことについて書いてみます。

異動したらどんなことを確認すべきか

どんな仕事があるのか

については以前のブログで書いているので、それを眺めて頂ければ幸いです。

【なんでも記録】
さて、ある学部に配属されたら、何を学べばいいか

それは、起こったことを覚えることです。

エピソードだけでもいいし、仕事の進め方でもいいし、ある先生の発言で響いたこと、なんでもいいので毎日頭の中かノートに記録していってください。

参考になるもの、次に自分がするとなったら動けるように、というのは勿論、こんなことをしていいのか?と苦々しく感じたことも記録しましょう。

毎日いろんなことがある

【再生】
1年間を経験することで、いつ、どんなことがあるか分かることで


前もってできることを準備する
急ぐことと急がないことの判断
仕事ごとに、誰に何を相談するか
仕事をこなす手順

などが分かるようになってきます。

【更新】
うまくいった経験、実践はインプットして、自分の引き出しをどんどん増やせばいいと思います。

そうして、おかしなことをやらかす人については、ダメ出しの逸話としてネタにするばかりでなく、自分ならどうしたか、どうするべきだったのか、自分のことのように考えてみることが、次にやってくる試練を乗り越える糧になります。

【心地よく仕事ができるネットワークづくり】
仕事をしていくなかで、いろんな場面、いろんな役割があることが見えてきて、それらが整理されてきます。

何でも自分で自己完結できれば楽ですが、そうもいかないので、学年では誰、分掌では誰、事務系なら誰のように、役割ごとに相談できる人を見つけましょう。

そうすることで、停滞を避け、前に進むことができます。

http://magomago1.org/anuisancephonecallhascome202006/
前回は、「163)教員採用試験の後、どんなふうに連絡がきたか」でした。

http://magomago1.org/howtousetheirexperiencesmooth202006/
次回は、「165)特別支援学校で、異動してきたベテラン教員をどう活用するか」です。