学年の教員は、毎年入れかわるのですが、様々な「入る」「出る」があります。
【入る】
新規採用
異動
人事交流
講師(常勤、非常勤)
再任用
産休や育休、病休からの復帰
など
「出る」は「入る」の逆になります。
年度始めや年度終わりの出入りは、ある程度計算して対応できるのですが、年度途中の「出る」は補充がなく、「残った人員でなんとかしろ」になりがちです。それだけ、今は非常勤の先生が確保しにくいのかなと思います。
【復帰】
復帰した教員について、「久しぶりの職場で、ペースをつかむまで少しずつ慣れればいいよ」というのが常識的(?)な対応だと思います。が、どうやら実際は違うようです。
その対応は復帰するまでに、どれくらいの教員歴があったかがポイントだと思います。
育休であれ、病休であれ、復帰するということは通常の仕事ができる準備ができたと解釈されるようです(給料も一人分出すのだから)。
教員歴が〇年ということは一人前の仕事ができるということだから、それだけの仕事ができるとふんで、配置されているようです。
復帰した途端、1人担任(複数の子どもがいる学級に、教員一人で対応する)は珍しくありません。
【言ったもの勝ち?】
「初めての職場、慣れない職場だから分からない」というのはよく分かります。
ただ、それを理由に常時のサポートをアテにすると他の学級に責任と負担がかかってきます。
例外のサポートをアテにし続けると、どこかに無理がかかるため、事故などのきしみが生じることはよくあります。「あるなりで、なんとかする」を際限なく受け入れることは、子どものためになっていないかもしれません。