ずーーっと前のブログで、厚生労働省が出している「賃金構造基本統計調査の職種別賃金額」について紹介させて頂きました。
その時の目的は、仕事のやりがいや内容は別にして、シンプルに「年収はどれくらい違うか比べてみよう」でした。平成27年(2015)ではどうかというと
作業療法士:月額27万4千円、年間賞与その他特別給与額63万9900円
特別支援学校教員:月額41万9900円、年間賞与その他特別給与額161万4200円
でした。
作業療法士の給料について、御存知かと思いますが、老年期や発達障害などの分野によって、職場区分によって、ずいぶんバラつきがあります。
特別支援学校の教員も、全国一律の給与体系ではなく、地方公務員になることから都道府県別に基本給や等級表に違いがあります。とはいえ、位置づけとして都道府県立の高等学校と同等なので、そんなにメチャメチャ違う、というものではないと思います。
【家計の金融行動に関する世論調査2024年】
金融資産は、「収入-支出」で、どれだけ残っているかなというものです。
単身世帯の30代では、平均459万、中央値90万だそうです。
単身世帯の50代では、平均1087万、中央値30万だそうです。
二人以上世帯の30代では、平均677万、中央値180万だそうです。
二人以上世帯の50代では、平均1168万、中央値250万だそうです。
感想として、格差があるのかなというのと、やっぱり年齢が高くなるにつれ、お金もってるなーと思いました。
他の人は、どれだけ貯めているんだろう?と気になる人もいるかと思いますが、ご自身とくらべて、どうだったでしょうか?
【2022年賃金構造基本統計調査特別集計にもとづく職種別賃金の研究】
タイトル、長!と思いつつ、先回同様に比較してみました。
高校教員 平均賃金(年間)723万
療法士 平均賃金(年間)434万
これでは単純比較できないので、平成27年のものを年収ベースに変えてみます。2022年のものは、高校教員という枠しかなく、特別支援学校で勤務する人の手当が入っていませんし、療法士も他の療法士をまぜているので、単純比較できません。調査のサンプルも先回の調査の追跡ではないので、多少のバラつきがでるかもしれません。
教員:665万3000⇒723万
リハ:392万7900⇒434万
【結果】
両方とも、年収が上がっていました。
個人的には…、そんなに上がったかなぁ(記憶なし)と思いつつ、今後のインフレや年金の動向などをふまえつつ、準備しなければならんのかなぁと思っています。