ユーチューバーの人が路上で刺されました。
コンビニで、インスタントコーヒーの量をちょろまかした校長先生が懲戒免職になりました。
前者について、作家の岩井さんが「悪い成功体験」について述べておられました。これらを見ていて、一部の特別支援学校の児童生徒と、保護者のことを思い出してしまいました。
ちょっといいだろう、これがうまくいった、なんていう自分の中でグレーな案件が積み重なって、本質的に問題があるかもしれないけども、ついやってしまう、いわゆる「味をしめた」状態と思います。
【児童生徒への指導】
かまって欲しい、この人はどこまで許すんだろう?などと思って、大人を試す行動をしてくることがあります。
それに対して、何らかの手段や対応によって改善や修正がききそうなら
ダメなものはダメ
それではなくて、こうしてほしい
こっちにしなさいな
はじめから、このようにやれば、うまくいく
みたいなことを考えて、指導方法を考えるのですが
言ってもきなけないだろう、妥当な指導であっても保護者がでてきて騒ぎ立てるだろう、といった場合は責任の範疇で容認してしまうことがあります。そこばかりにかまっていられないし、後で面倒なことになったら、他の仕事も停滞してしまいますから、「ハイハイ」と容認してしまいます。
学校では集団のなかで学びあうのですから、多少合わないこと、負荷のかかること、意に沿わぬこともでてきます。それらを少しずつ飲み込むことで、環境に適応する力や、自分を作り変えていく力がついてきます。
にもかかわらず、機嫌とりが当たり前になって味をしめて、悪い成功体験が積み重なると…後が大変になると思います。