担任の先生より

1078)特別支援学校 校内体制発表

おそらく、今日(3月16日)の前後1週間の間で、次年度の学級編成や、担任の先生などが決まると思われます。

「来年も、先生が担任になるんですか?」
「異動されるんですか?」
「学級、変わります?」

そりゃ、いろいろなことを聞かれますが、人事について、次年度が始まるまではオープンにできません。時々、「まだ、決まってないです」、「分かりません」などと答える先生もいるかと思いますが、そこはつっこまないで、そっとしておいて欲しいです。

【担任あれこれ】
担任になる先生について、もちあがった先生ら、どう指導を継続するかだけでなく、同じ学部や学年の先生もまったく同じではないでしょうから、どう全体で運営していくか不安になるところはあります。

もちあがらなかった先生は、前年度に直接指導していない児童生徒を担当する訳ですから、どんな段取りで物事をすすめていくか悩んでいます。

他の学校から異動してきた先生や新規採用の先生は、何年の経験があろうとも、新しい職場のルールや教室、物の配置が違うので分からないことだらけ。それでも、新年度から児童生徒に対して、「ここは、こういうところ、こうしていきますよ」と前に立たなければなりません。そりゃ、それなりのプレッシャーを感じています。

【保護者からの言葉】
保護者について、慣れた(?)保護者はさておき、担任の先生に「うちの子はこうで…」、「この子のこの物品はここに…」などと、あれこれルーティンなどを言ってこられる場合もありますが、新年度に入って、多種多様のタスクがあるので、先生的にはこなすことで精いっぱいなところです。

それも、「この場面は、こうなんだ」と情報を咀嚼する時間もなく、目の前にきている児童生徒が迷わないよう指導しながら、ヘタすると慣れない環境で大暴れしたり、泣きまくっている子どもの対応をしながら下校まで過ごすのです。

一回みたから、数回みたから分かるでしょ、なんていう状況ではありません。これについて、ちょっと理解がないと思うのは保護者だけではありません。校内にもピンときていない人がいて、何年前だったでしょうか、保健室の先生(養護教諭)が、「子どもの薬を預かっていて、初日に保健室にもってきている段階で分かっているはず」などと言っていたので、苦言を呈したことがあります。

年度がはじまって、1~2か月は皆が皆、地に足がついていません。それが分かっているから、指導体制が発表されてからも、落ち着かない日々が続きます。