担任の先生より OT・PT・ST

109)児童生徒の成長対応について①(机と椅子)

こんにちは、雑賀孫市です。
今日は児童生徒の成長対応について書いてみます。

身体が大きくなる時期や度合いは個人差があるといいながら、 印象として小学部高学年~中学部2年生あたりが著しいのかなと思います。 その時期になると、学期の始めか終わり頃に、「どうかな?」と見直しています。

計測で成長をチェック

【椅子と机】
机と椅子ですが、私は椅子(座面)の高さによって机の高さが決まると思っているので、 調整するときは椅子から合わせます。 よく座る姿勢は股関節90度、膝関節90度、足底が床についている、というのが 「よい姿勢」のスタンダードと言われています。

しかし、モゾモゾ動いて落ち着かないことがあるので、今座っている椅子から どれくらい調節したらベターなのかと見るようにしています。 実際は、股関節と膝関節90度の椅子より、目盛り1つか2つ分ほど低くなるのかなと思います。

知的障害を主とする特別支援学校にいるときは、気晴らしに座る場所を変えようとするので、 背もたれ部分にテプラで作った名前を貼り、「あなたの椅子はこれ」と示したりしていました。 座位姿勢に焦点をあてると、座面に滑り止めを敷いたり、骨盤を軽度後傾位で落ち着くようにと小さいクッションをつけたりしたこともありますが、とにかく同じ場所でずっといることが少なくて、 結局、机の上に肘をつけることで座位の不安定さをカバーするよう促していることが多いです。 (机があると、飛び出さないメリットもあります)

机は椅子に座って、太ももの厚さ(高さ?)+隙間があれば良いと考えています。 肘をその子なりについて、支持しやすいかなという高さに合わせます。ここが スタンダードな位置が良いと言えない個別に評価(アセスメント)しなければいけない部分かなと 思っています。

学習づくえ

【調整します】
調整はホームセンターで売っている六角レンチを使います。 ほぼ一つのパターンでいけると思いますが、時折なんだか違うぞというタイプがあるので、 私はすぐに対応できるように一揃いのサイズがセットになったものを持っています。

こんな感じ

外すときはどんどん外していきますが、締めるときは左右どちらか片方を少し締め、 次にもう片方をきっちり締め、再び始めに軽く締めた方をきっちり締めます。 (例:左⇒右⇒左)

【まとめ】
机と椅子は普段見ている教員(担任)が気づいて修正できることが望ましいです。
誰かにやってもらおう、チェックの仕方が分からないから任せようと思っていると、 責任の所在が曖昧になってしまいます。

すごく難しい話でもなく、道具さえあれば誰でもできますし、 「椅子や机を合わせる」という課題設定を理解することで、児童生徒の様子を 観察する目が養われます。

なので、やっていない方は是非トライしてみてください。

http://magomago1.org/ateachercanchangeyourownbase202004/
前回は、「108)学校に勤めていて、専科を変えたいと思ったとき」でした。

http://magomago1.org/checkoutaboutstudentscloths202004/
次は、「110)児童生徒の成長対応について②(衣服など)」のお話です。

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