学校の文化 担任の先生より

168)特別支援学校教員の新卒5年目が大化けした話

こんにちは、雑賀孫市です。
今日は、まれに大化けする新卒採用の5年目くらいの方がいるので、それについて書いてみます。

【初めて働く】
初めて正規採用として働くということ、職務が多様ということで、初めは誰もが不安なだという表情をしています。指導教員がついて、できる仕事をふってもらいながら、少しずつ授業や分掌などの仕事を時間をかけて覚えていきます。

(多少失敗しても新規採用者なので大目に見てくれます。更に、近年新規採用者の退職が増えているので、新規採用者を守ろうとする動きが強くなっています。)

経験不足があっても、目に見える仕事を自分の頭の中で整理し、誰が聞いても文句を言わないような「原理原則」の使いかたを覚えてくると、ごくまれに、君主様のような指導教員に憧れて、「私も強くなりたい!」と思う人がでてきます。

がんばってます!

【多様性を駆逐する】
自信をつけてくると、自分の言うことが最も合理的で理にかなっていると考え始めます。

教員の価値基準は多様で、感情優先、折衷案重視、組織運営重視、子ども重視、保護者重視、管理職的価値観重視、などがあり、これらは個人の価値だけでなく、経験から得た処世術だったりします。

自分の主張が正しいと考えるようになると、このような慎重だったり、様子を見ながら、意見を聞きながら仕事をすすめていきたかったりする教員を「決められない、無能な教員だ」と見なす傾向が強くなります。

君主様のような教員になると、周りの教員に対して過剰に干渉し、管理するようになります。
周囲の教員は自分で考えることを止め、規格やルールに則った動きしかしなくなります。
こうなると人が育たず、心が疲れてくる教員がでてきます。

このような学級や学年は、「うまくいっている」、「問題はない」というアピールが強く、一見連帯感があるように見えますが、内部や外部からの目を気にする傾向が強くなると思われます。

リーダーとは?

【管理する、ということ】
人が集まり、子どもの学びや生活を保障することは簡単ではありません。
だからといって、正しいこと、適正なことを過剰に意識し、価値観を強要すると、
人間味ある教室が壊れることがあります。

リーダーシップは大事です。しかし、君主様になってしまうと機能不全に陥りますよ、という話でした。

http://magomago1.org/whenyoubelongtoajuniorhighgroup202006/
前回は、「167)特別支援学校の先生の役割分担、どうなっているの?」でした。

http://magomago1.org/showingmyowncardmakeyoubetter202006/
次回は、「169)特別支援学校、探りをいれて、お互いの引き出しを見せ合うことは有意義です」です。

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