医師・介護・看護

64)介護福祉士実務者研修(医療的ケア)

こんにちは、雑賀孫市です。
今日は、介護福祉士実務者研修(医療的ケア)を通して分かったこと、感じたことについて 書いてみます。

【なぜ、介護福祉士実務者研修を受けようと思ったか】
実務者研修を受けないと仕事をするうえで困るという事情はありませんでした。受講者の中には、所属先でとってくださいと言われた、就職に向けてとっておきたい、という意見も聞かれ、受講する動機は人様々のようです。

やるぞー

私の場合
①以前とったホームヘルパー2級の知識を更新したい
②様々な児童生徒とかかわるので、医療的ケアに関係することになった場合も冷静に対応したい。 ③医療的ケアを実施している教員の仕事を把握しておきたい。
④同じ職種の空気ばかり吸っていると、柔軟性がなくなる気がした。
⑤将来的に自分もこれで仕事する可能性がある気がした。
⑥介護職の専門性や価値観を知りたい。⇒(ここが最も強かったです)

今の給料に反映しないし、自己満足と言われればそうです。 振り返ると、特別支援教育業界と似て異なるものに「違和感」しかありませんでした。

【実務者研修全体ですること】
私は通信課程で学習しました。

・テキスト学習
・医療的ケア(通学)
・座学(通学)

テキスト学習の科目数は、すでに持っている資格の有無や酒類によって異なります。 私はホームヘルパー2級をもっていたので、いくつか免除がありました。もともと実務者研修は ホームヘルパー2級の進化系のようなので、それがあると、もっとたくさんの免除があります。 医療的ケアの授業を受けるには、テキスト学習を完了しておく必要があるとのことだったので、 元旦の前後はほぼ徹夜で完了させました。

【実務者研修で行う医療的ケア】
・喀痰吸引(口腔内・鼻腔内)
・喀痰吸引(気管カニューレ内部)
・経管栄養(胃ろうまたは腸ろう)
・経管栄養(経鼻)

の4つになります。大きくは喀痰(かくたん)を吸って呼吸を楽にするためと、 管から食物を注入して食事をする支援の2つになります。

まっててねー

【学習方法】
4つの手技について、それぞれ始めから終わりまでの流れを4回通しで練習し、 最後の5回目でテストをします。もれなくできたら合格です。
①先生が見本を見せる。(生徒は手順を書いたものを見て、手技や留意事項を確認)
②実技用人形1体ごとに、2人~3人の生徒がつく
③1人が練習、2人目が手順を書いたものを伝える、3人目が記録(助言なしでできたか、など)
④ローテーションで4回実技の練習
⑤5回目でテスト、合格すれば「ハンコ」がもらえる。

※十分でなかった場合、居残り学習とテストが待っています。受講した中で残った人は20%くらいだったと思います。ゆっくりしすぎて、4回練習までいかなかった人もその中に含まれていました。

【感想】
手技ごとに20~30くらいの手続きが並んでいて、順番が入れかわってもいいところと、順番通りでなければという部分がありました。一つひとつ見ていたら細かくて覚えきれない気がしますが、おおまかに、「物品の準備、対象者の状態確認、注入や吸引をする環境をつくって実施、電話での報告、原状復帰、片付けと記録」と一連の流れがつかめればできそうだ、というものでした。

一番強く感じた違和感は、「します」と伝えるのではなく、「しますが、よろしいでしょうか?」という合意をとる手続きが必要だということでした。生きていくうえで「必要なことはやらなくちゃ」、または 「必要なことを受け入れることを学習する」ではなかったということです。 考え方にもよると思いますが、支援すること、日常にかかわることって、こういうことなのかなと考えさせられた授業でした。

http://magomago1.org/assesmentspecialeducationschool202003/
前回のブログは、「63)特別支援学校、学校の日常生活の評価は誰がするか」でした。

http://magomago1.org/makingcareplan202003/
次は、「65)介護福祉士実務者研修(介護過程Ⅲ)は考えることが多いです」です。他職種の勉強は刺激的です。

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