学校の文化

295)学校組織運営、ガラパゴスと開放の中間が仕事を増やす

学校は閉鎖的で、開かれた学校づくりが必要だと多くの人が言っています。
教育活動的には、そうすべきだと思うし、そのほうが効果や成果がでると思っています。

が、組織内の仕事がその影響を受けると、機密性を一部壊すことになるので、様々な対策が必要になります。

【今日も仕事が増えていく】
先日も、校内の情報共有のアプリ(新規)に関する研修がありました。

一体、いくつやるのでしょう?

校内用の掲示板はありますよね。
ZOOMのチャンネルはありますよね。
セキュリティソフトはありますよね。
サーバー内でバックアップを定期的にとっていますよね。

学習用のパワーポイントを作成しても、運用ベースにのるまでに踏まねばならない手続きが多いです。
インターネット上の情報を校内サーバーの中に入れるための手続きが増えました。
ICTを活用すると、作る以上に手続きにかける労力と負担感が多すぎるので、最近は作りません。

機密性と開放性

より専門的な仕事と、働き方改革

これらは、なかなか両立しにくいもので、どちらも留意しなければならない、とされています。

どっちに振れようかな…。

【提案事項】
そのためにネットワークを2WAY
パソコンも1人2種類で2台

情報共有とセキュリティは分かるだけど、そうなら完全組織内で完結するネットワーク(ブロックチェーン的なやつ)をつくって、インターネットを含む開かれたネットワーク端末と完全に分ければ、こんなことはなくなると思うのです。

すごく経費がかかりそうですが、自治体内でガッチリ構築して運用すればトータルでみると安くつくし、職員の負担が大幅に減少しそうな気がします。

【チリも積もれば】
今日もまた、仕事と手続きが1つ増えました。

普段、いつも使う訳じゃないから。
たまのことだから、ちょっと頑張ってやってみて。

この積み重ね(チリも積もれば山)が、教員の仕事を増やしていきます。

https://magomago1.org/294theanswerisinthehumancommunication202011/
前回は、「294)通所リハビリの利用者さんが求めていること」ということで、専門家の役割を達成することと、利用者のニーズのズレについて書きました。

https://magomago1.org/296whichdoyouchooseforstudentsorparents202011/
次回「296)学校として、子どもの指導と保護者に見せること、どっちをとるべきでしょうか?」