学校の文化

86)教職員の服務事故について

こんにちは、雑賀孫市です。
今回のブログでは、教職員の不祥事(服務事故)について書いてみます。 よく新聞やネットニュースで教職員のやらかしが出ています。

【服務事故に該当するもの】
わいせつ行為 セクシュアル・ハラスメント 体罰 飲酒運転 交通事故(措置義務) 個人情報の紛失 欠勤 交通費の不正受給 などです。 実はあのような案件は服務事故として各都道府県から公表されています。 そうして、頼まれてもいないのにネットでは顔写真や住所まで晒したりされてしまったりしています。

【地方公務員の信用失墜行為】

信用失墜行為について

【公表された事例 北海道】

北海道の公表の書式

自治体によって、公表の仕方が違うことが分かります。

わいせつ行為について児童生徒(及び未成年)、保護者が相手だと処分が重くなるようです。
文部科学省が出した、平成23年度の懲戒処分等の状況一覧では、 全国で免職が180名、停職が157名、減給が188名、戒告が335名でした。

では、内訳はどうなっているのか、 範囲は随分狭くなりますが、神奈川県教育委員会が平成30年に公表しています。

神奈川県の場合

この表は20歳台の教員に向けた資料なのですが、50代以上が最も割合が高い…。

【服務事故について感じていること】
服務事故について、同じ学校の中で続けて起こると、職場の雰囲気が悪くなります。
「まさか、あの人が」ということもありました。また、処分された人の家族もキツいと思います。 人は過ちを起こすものですが、そこまでしてしまったのはなぜだろう?と思います。

http://magomago1.org/knowhowastudentgobackhome202003/
前回は、「85)元作業療法士の、特別支援学校の教室整備 ~帰り方表示の作成~」でした。

http://magomago1.org/amanwhoserightforearmhadgone202003/
次は、「87)職場で会った得意先のおじさん ~作業療法への誘い~」です。ちょっと昔話になりますが、どうぞ。