学校の文化

57)特別支援学校高等部の生活~進路どうする~

こんにちは、雑賀孫市です。
今日は、特別支援学校の高等部のことを書いてみます。
高等部というと、年齢的に高等学校と同じで、 義務教育の中学校(または中学部)を卒業した後、 教育的ニーズに応じて入学するところです。
校種(肢体、知的、等)によって学習する内容が違います。

【通常学校と大きく違うところ】
知的障害特別支援学校では通常学校の教育課程を経ていないので、 大学の受験資格がありません。 レアケースかもしれませんが、知的障害特別支援学校に通う、大人数が苦手という 生徒は別途自分で勉強して、大検(だいけん)を受けると頑張っていました。
高等部では、実習も含めて様々な実態に応じた指導が行われています。 そのため、中学校までは通常学校でしたが、高校に入るときどうするか考えて高等部に入学してくる生徒もいます。

転校や進学、考えますよね

【生活をみすえて】
知的障害特別支援学校に入るには、療育手帳か、知的障害があることを証明する医師の診察記録が必要だったりします。(⇒地域によって、異なるかもしれません)

福祉就労、企業就労のいずれも療育手帳または精神障害者手帳などが必要です。

高等部卒業後は企業就労、福祉就労、職業能力開発校という流れが多いのですが、 いずれにしても大事なことは、①安定した生活習慣の確立、②確実な生活動作、③行動手段の獲得 です。
それに向けて、家庭を中心にして準備をしていきます。

何事も、やってみよう

【幅広い福祉就労をざっくりと解説します】
生活介護事業:生活上の介護を必要とする方で、50歳以上。
就労継続支援事業A型:雇用契約に基づく就労が可能な方。65歳未満。
就労継続支援事業B型:一般企業等での就労な困難な方に「働く場」を提供します。50歳以上の方または障害基礎年金1級受給の方

就労移行支援事業(標準期間24か月):将来的に企業就労を希望する方が対象で、訓練終了後は企業就労か、就労継続支援事業B型に移行します。

清掃も練習するよ

住んでいるところによって、呼び方や仕組みが違うかもしれません。
市町村によって基準が違うこともあるので、進路に関係するときは地域差を意識する必要があります。

https://magomago1.org/takeonoffshoes202003/
前回のブログは、「56)特別支援学校でのADLの指導(靴の着脱)について考える~作業分析は大事~」でした。

https://magomago1.org/asessmentforcreatelife202003/
次は、「58)元作業療法士の担任の先生より 特別支援学校の高等部卒後の生活に向けたアセスメント」になります。

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