学校の文化

6)特別支援学校で仕事をするとき確認すること~初めて特別支援学校で講師をするという先生に渡したチェック表

こんにちは、雑賀孫市です。
今回は特別支援学校に赴任したら何を確認したらいいか、ざっとまとめたものを記載します。これは実際に初めて特別支援学校に講師として赴任してきた先生にお渡ししたものです。

「学校によって違う、そこは必要ないでしょう。」などの意見もあると思いますが、とにかく、その先生が不安にならないよう、現場で確認すべきものを知っていくなかで現場に少しずつ適応してくれたらという思いでつくったものです。

①学校の環境を知る
・出退勤カード(経営企画室)
・セキュリティ(カードorタグ)
・職員の名前カード(教務?)
・靴箱の位置と自分のロッカーの位置(鍵の所在を確認)
・職員室のデスクの確認(鍵の所在を確認)
・学校の広さ、建物の構造を知る (玄関、職員室、職員室に近いトイレ、プール、 
 体育館、企画室、保健室、校長室、教室、図書)
・学校の周りの環境(建物、道路、店)を知る
・学校の地図(校内地図)
・パソコンプリンタ(白黒、カラー)の設定
・印刷室の場所と置いてあるものの確認
・パソコンのお気に入り登録にプリント教材のページ、所属校、教育委員会のページ
 を登録する

②職員としての役割を知る
・令和〇年度教員指導体制表(データ配布か、プリント配布か、学校によって違うので
 学部主任に確認)
・校務分掌体制表 委員会体制表
・職員室座席表(学部主任、同学年、同分掌主任はすぐに見ておく)
・時間割表
・年休のファイルの所在と、年休表(P1はいつからか、休憩時間はいつか)
・校長名、副校長名(起案などのときに必要)
・緊急時メール登録(生活指導部か教務あたりがやっている)
・令和〇年度予定表(会議、行事、等)
・令和〇年4月~月予定表(教務)
・職員朝会(全校、学部、学年)のやり方を適宜当事者意識をもってみておく
・日直の見回り方法を頃をみて把握する
・個人情報の取り扱い方法 情報機器の貸し出し方法

➂授業をする教員として準備する
・学部、学年所属、人数構成を確認する
・自分はどのクラスを担当する?
・子どもの性別、氏名(ふりがな)
・子どもの導線を知る(スクールバスの位置→児童・生徒の靴箱の位置→教室→
 特別教室、体育館、など)
・教室環境を確認(椅子、ボード、名前や顔の表示、棚、掲示物をはる位置、など)
・教室表示の確認(学期が始まる直前に貼られる)担任名、生徒名、火元責任者
・学部の教材室の場所と、置いてあるものの確認
・クラスを運営する教員間で一日の流れや個々の指導、授業運営や担当について確認
・音楽室の場所と出入りの方法(セキュリティがかかってるかも)
・音楽室にある楽器の数や種類の確認 担当する
・児童・生徒の連絡先、実態について確認
・担当する児童・生徒について、保健室で疾患や服薬情報を確認
・保健カードなどの取り扱いについて聞く。

http://magomago1.org/whenyoubelongtoajuniorhighgroup202006/
ちなみに、もし一職員として、どんな役割分担を一抱えにするか感じたいかたは
「167)特別支援学校の先生の役割分担、どうなっているの?」を見て、感じてみてくださいね。

④その他
・知的の学校は学年単位で動きますが、いざクラスになると教員一人一人が教室の時間割および時刻割をみながら、次に何をするかクラスごとに決めて動いていきます。そのため、肢体校よりも教員の主体性が問われます。

・肢体はマンツーマンディフェンス、知的は常にゾーンディフェンスです。視野が広すぎても、狭すぎてもいけなくて、全体を見ながら必要に応じて個別指導をちょこちょこと入れることになります。

・朝の学年の打ち合わせでは、誰が誰のお迎えにいき、動きはいつ何をもってどこに集合するか、など全体の動きを一日のながれにそって、細かく確認します。 はじめはみんなが暗黙のうちにわかっていることも知らないので、自分と生徒がどう動いていくか、5W1Hを常にあたまに置きながら確認するくせをつけましょう。

・自分が担当する授業のときは、周りの先生から何をもっていくの?音楽室に入ったらどこに、どの向きで座るの?という顔をされるので、事前に座り方などは確認しておきましょう。特になければ、自分が迷わず指示が出せるよう準備しましょう。

・授業は大きめの「はじめのあいさつ」などのカードを並べて提示することが多いので、準備しておきましょう。生演奏かCDなどの視聴覚教材かは、全体の生徒の掌握と、課題ごとの個別の配慮の有無などに よって使い分けましょう。

・生徒は肢体の生徒より動きますが、いつ、何をするか把握できていないことが多いので、予定表を見るよう示す、カードを示す、言葉をかけるなどの支援によって、迷わないですごせているか見ておきましょう。わからないと動けないのは大人も子どもも同じです。                              以上です

いかがでしたでしょうか?学校に入ると、確認することがすごく多いです。
自分ばかりだと組織人として機能せず、組織を意識しすぎると自分のクラス運営がおろそかになってしまいます。
子どもが登校するようになると、もっと確認事項がでてきますが、それまで何をしたらいいか不安になる人は、上記のことをおさえながら、不安を軽減していって欲しいと思います。

https://magomago1.org/aboutshoesspecialeducationscool/
前回のブログ「4)元作業療法士の担任より、特別支援学校で見る「靴」について」です。

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