担任の先生より OT・PT・ST

1035)特別支援学校 60歳以降どうするか、グダグダ考える教員の愚痴

今、いや、この何年間も悩んでいることがあります。

以前も似たようなことを考えて、いろいろ書きまくった記憶があるのですが、みなさんは60歳以降をどうするか考えているでしょうか?

いやね、「先のことは分からないから、考えても仕方ないよ」というのも分かるんです、ハイ。

【どんな仕事をしていても】
年金って、アテにならないのでかけない、という同級生が大学時代にいました。彼は払いたくないと言いながらも建設会社に就職したので、もれなく厚生年金を払っていることでしょう。

みんな自分のもらえるであろう給料や収入の範囲で生活していると思うのです。月12万円の収入の人が、月8万のアパートやマンションに住んだりしないよね、という話です。現役世代でいるうちは、ある程度のボリュームの収入があり、安定的に続くだろうという想定のもと、生活基盤や生活スタイルを築いていると思います。

ところがですよ、多くの人が60歳になったら今の給与水準を維持できなくなる訳で、60歳から支給されると信じていた年金が65歳から支給になり、空白の5年ができてしまいました。(どうすんの?)

・年金を早めにもらえばいいと思ったこともありますが、いつまで労働収入で補填できるだろう?
・再雇用や定年延長に応じれば雇用は延長できますが、今の仕事を60過ぎてもやれるのか?
・非常勤だと労働と責任の負荷は下がります。しかし、希望するところから声がかかるか分からないし、声すらかからないリスクもあります。いつ呼ばれるか、どんな条件で呼ばれるか、いつ切られるか分からない非常勤講師、いくら時給的によくても結構なリスクです。

OTに戻ることも考えましたが、OTとしての経験は短いし、今の医療職として求められる技術レベルに満たないと思っているので、難しいかな…と思っています。

一般企業等への再就職も考えましたが、なかなか難しいそうです(汗)

年金制度や労働や雇用の制度はこの数年だけでも随分かわりましたし、これからも変わるでしょう。「どのように社会が変化しても、自ら学び、自ら考える…」と文部科学省が言った「生きる力」を高齢者になった自分がどこまで発揮できるでしょうか?(自信なし)

教員も、OTも、職場がなくなればただの人です。
今の職場の看板が外れたら、1人の人間としてどうなのかを問われます。

今からどうするかは決められませんが、情報を随時取り入れて、その流れに応じられる自分を絶えず準備していくことは、多少ならできると思います。人生、必ずうまくいくとは思いませんが後悔はしないよう、できることがあればやりましょう。