担任の先生より

1082)特別支援学校 新体制

次年度の新体制が発表されました。

すぐに、いま在籍している学年(子どもの配置)と、その横に並ぶ教員の名前を確認しました。あれ?なんだか現メンバーの残留率が低くないですか?あと、この人たちには変なマークがついているけど…。

変なマークとは、学年主任には〇とか、新規採用者には☆とかで、新規採用者が少ない学年教員のなかで二人もいる?

異動者と新規採用者、あとは少し残念な人がいると年度始めは特に、穴があけられない、任せられない、授業運営を特定の人が担う割合が高くなる、ということになります。

こうなった原因はいくつかあると思います。

【原因】
次年度の指導体制がゆるく・きつくなるのには、いくつか理由があると思います。思いつくまま挙げてみます。

・初任者が入っても、うまくOJT(人材育成)をしながら、日々の指導ができるであろう見立て(期待?)

・児童生徒の実態をみて、抱えられるか。(何事もなければいけるかもだが、なにかあったら…)

・全員の攻撃力をたして、人数で割って、全学年のパワーバランスに偏りがないか。

・前年度、大きなアクシデントがあったら、そこは意識しておさえにかかるので、手厚くなりがち。

・経験年数や、力量の違い。

・性別に関する配慮。

・教員が所有している教科(専科)。

・大変な保護者がいる学年は、粒を揃える。

あと、余談ですが、毎年教員が入れ代わっているところは、誰が担当してもうまくいくような優良な学年と考えられているか、圧が強くて教員がつぶれるかもしれないので入れ換えている、という両極端な評価に基づく対応がなされている可能性があります。

とにかく、次年度は層が薄く、何かにつけてテコ入れをしなければ運営しにくい状況に陥ったことが分かりました。教員の個性もやや強めのようです。これは、指導以外のストレスが大きそうなので、状況をみながら先手先手でいかないと…と思います。