担任の先生より

1086)特別支援学校 ベテラン、なのかな

もうすぐ令和7年度が始まります。

今度、一緒に学級の指導にあたるのは、いわゆる初任の方みたいです。

【教員になりたての頃】
昔は、毎年違う、いわゆるクセの強いベテランの人と一緒になることが多くて、ついていくというか、振りまわれるというか、そんななかでも「この人の授業や指導は、何をポイントと考えてやっているのだろう?」「自分がこの先生の立場になったら、どんなふうにやってみるだろう」といった感じで、とにかく取り入れたり、批判したりしながら、自分が使える引き出しを増やそうとしてきました。

あと、始めの頃は教材を検索したり、試しに作ってみたり、本を借りて来て読んだりしました。本は指導に関するものと、教育行政や学校に関するものの、両方を手あたり次第に読みました。

そんなことをしているうちに、ある程度引き出しは増え、理想はいつしか形を無くしていきながら、吸収することよりも外に出していくことが多くなってきました。

【狩りをするより、木の上でみていることが増えました】
教員である以上、日々の指導から外れられないのですが、常に何か一手をだそう、自分の役割を果たそう、といった狩りをするような視点でなく、自分のやることはミニマムにして、周囲がどう動いているか、周囲の先生は何を考えて動いているか、観察しながら合わせることが多くなった気がします。

それでもって、全体がそれなりに落ち着いて、1つひとつの活動が終えられることでオッケーだ、みたいに考えるようになりました。

そんな状況ですが、新しくくる人はどんな人でしょう?怖いもの知らずでしょうか?指示がないと動けない人でしょうか?どちらであっても、自分のペースは変えません。そこでついてこようとするか、ぶらさがってくるか、そのへんは自分で判断している訳ですし、なるようにしかならないんですから。