担任の先生より

1088)特別支援学校 出勤初日

今年度、初出勤です。

出勤時間から、玄関や職員室にはスーツを着た大人が何人もいて、マスクをつけているので誰が誰だか分からないけれど、触らぬようにすりぬけて、職員室に入りました。

今日初めてきた人は、ベテランだろうが新卒だろうが、正直みんな同じです。

「どこに行けばいいんだろう?」
「誰に話しかけたらいいんだろう?」
今日は、どこまで把握しなきゃいけないんだろう?
所属するところの人間関係はどんなだろう?

みたいなことを心配して、不安になっていると思います。

【説明会】
職員会議などの各種会議がさっそくスタートし、所属する学部の会議(顔合わせや打ち合わせ)が目白押しですが、なすべきことは、自分がどこの所属になったか、出勤して帰るまで、そこにいることです。

様々な説明があっても、実際にその場面にならないと分からないことばかりです。

説明する側は、説明することが仕事なので、説明しています。どんなタイミングだろうと、「以前、学部会で説明しましたよね?」という底意地の悪いことを言う人もいない訳ではありませんが、全部理解して、その後は聞かなくてもすべてがこなせる人なんて、いません。

【会議のあと】
出勤してみたら、自分の学級を前に見ていた人は誰もおらず、次に使う教室がまったく整理されていないケースがあります。このあたりは微妙なところで、何をどうする、こんなものはここに、など教室を使う先生の価値観や指導観が影響するところなので、安易に物を放り込んだりしにくいのです。

そんなときは時間を確保して、学部や学年のなかで、一緒にやってくれる人をつかまえればOKです。

このほかに、現任校から2つくらい前の学校で一緒だった先生と再会することもあります。「久しぶりー」ということや、「ちょっと見たことあるのを覚えてる」ということだけでなく「誰?」ということもあります。

とにかく、既存の先生も、新しくきた先生も、何らかの不安を抱えているので、顔をつないで、のりきって欲しいと思います。