学校の文化 担任の先生より OT・PT・ST

203)教室の端に、「あなたの棚だよ」と教員用の物入れスペースを提供されたら、どうする?

【まえおき】
こんにちは、雑賀孫市です。
実は、ほぼ1か月、調子を悪くしてブログを書いていませんでした。

毎日更新、〇百本書いたらいいよーというのを信じてきましたが、根気と時間と体力が不足していると分かったので、毎日1本書くぞ!ルールを止めてみました。

実は、これだけで気持ち的に随分楽になったりしています。
ありがとう(^^)

【教室移動】
年度が変わるたびに、全体的、または一部の教室で場所移動が行われます。
使い勝手のよかった物の置き場所、特別教室への導線、避難訓練経路、すべてリセットです。

はじめから、やりなおしー

そんななか、子どもたちが使うロッカー、教室共用の物置き場が決まったあとに、ベテラン(?)の先生から、「ここ、先生のロッカーということでいいですよね。」

でました!公共スペースにある唯一の自分の場所

なんだかうれしい!

しかし、どう使うのが賢いやりかたなのでしょう?
方法は1つではないとしても、コツとか知ってるとよくないですか?

ゴミじゃないわ!」

【収納するもの】
①何も入れたいものがなければ、放棄しましょう(避難訓練のヘルメットでもいい)。
②学校生活の中で、自分が使うであろうものを思い出してみましょう。
 配膳用のマスク、バンダナ、エプロン?
 朝の会のグッズ?
 次の授業の教材?
 視聴覚教材?
 作業学習や調理実習の着替え?
 水分補給用の水筒?

とにかく、あるならば
全体の量、使う頻度、積み重ねの可否、箱に入れるかそのまま置くか。
ざっと頭の中で考えて、やりきれなければ現物をロッカーの前に置いて並べてみましょう。

【入れるコツ】
大抵のロッカーは縦長で、うまくいけばビスでとめる仕切り板が1~2枚ある程度です。
それだけでは、臨機応変に物の出し入れはできません、「甘い!」

どうしても既製品の仕切りが欲しい場合は100円ショップや安価な家具を置いてあるお店で買ったり自宅にある余った仕切り棚なんかをもってきたりするのですが、出勤のたびに「あれは違う、これはどうか」と行ったり来たりするのは面倒です。

なので、私は学校の教材や衛生用品を運搬して、出した後の段ボールを使います
・段ボールは単純に左右を分ける仕切りになります。
・丈夫さがあれば、上の段と下の段を分けることもできます。
・抜き出しと収納の頻度が高ければ、それ専用の箱(上から入れるでなく、引き出す向きで)
・高く棚をつみたくなかったら、下に小さめの箱を並べると強度が増します。不安があるなら、軽くて硬い廃材をつっこんでみましょう。

工夫すれば、後が楽

【うまく使うことで得られるメリットと、デメリット】
教室の棚をうまく使うことで、授業の途中や合間に、「すみません、〇〇を職員室まで取りにいってきますー。」が減ります。
子どもの様子をみながら、自分の準備ができます。

が、子どもに何が入っているか把握されると、刃物は危ないですし、お茶などがあると分かると勝手に出して飲まれてしまうことも。

お気をつけあそばしませ。(^^)

http://magomago1.org/202%ef%bc%89showingtheirworkonthewall/
前回のブログは、「202)教室に作品を貼るのはNGか」でした。

http://magomago1.org/204makingagoalisnoteasy202008/
次回は、「204)特別支援学校での指導、短期決戦の専門的な指導か?中長期的な成長か?」です。