学校の文化 担任の先生より

257)校外学習の下見では活動の確認と導線の確認を両方やります。

学年の教員が生徒たちを連れて校外に学習にいくとき、教員が事前に現地を視察します

【下見(実踏)の大切さ】
大規模でも、小規模でも、外に行く計画があるときは、事前に教員が現地に視察に行っています。
たとえそれが昨年行ったところで、大きな変更はなさそうでも、です。

乗る予定だったケーブルカーが利用する期間は工事で休止する、ということが看板を見て発覚した。
旅館のサービスで出してくれていたマイクロバスについて、先客がいるので使えない。
あると思っていたエレベータが、実はなかった。

楽しい校外学習

など、実際に見て、確認しているうちに色々なことが発覚してくるので、先導する教員が確認します。

大枠の確認作業の流れは「190)実踏の大きな流れについて」にありますので、併せてのぞいてみてください。
http://magomago1.org/readyforschooljourney202007/

【実際あった、下見(実踏)の報告】
下見の報告は行く集団(例えば学年)の会議の中で報告されます。

司会:次の報告は…「再来月の〇〇見学の実踏方向です。」
担当:「はい、〇〇見学の実踏について報告します。別紙の資料をご覧ください。行き方(学校から現地まで)はスクールバスの△△コースを借りて行きます…。活動は〇〇見学、〇〇ふれあい体験を行って学校に戻る予定です。」

司会:報告は以上です、質問や確認したいことがある先生は?(見回す)

【私がした確認】
:二点あります。
〇〇ふれあい体験では、〇〇に向かって生徒が移動して交代で見るとのことですが、〇〇を各机に移動させれば、移動の大変な生徒の安全管理と時間ロスが減ると思いますが、どうでしょうか?(前年度はそうしていたことを知っていたため)。

担当:「それはできません」
:続けて、2つ目です。移動の流れは分かるのですが、先回の校外学習でもあったように、バギー(車椅子)を利用する生徒が1名います。列についていける路面状況だったでしょうか?エレベーターやスロープなどが設置されていたでしょうか?
担当:「エレベーターとスロープはあります。道について、一部は舗装道路がありますが…、あとは実踏の写真を見てください」

意見を出し合う

学年会が終わりました。

厳しいつっこみ方をしてしまいましたが、障害の重い生徒を引率するクラス担任は私ですし、簡単に済むなら同行する介護等体験でくる学生さんに任せますが、そうでなければ自分がする必要があるので、妥協できませんでした。

【実踏資料
職員室で、「実踏資料」のフォルダを開き、現地の路面の写真を見てみました。
草の生えた地面と屋外建物の写真が5枚ほど…
これでは導線は大丈夫か確認できません。

地面のかたさ、でこぼこ加減、汚れがつきそうか、まわり道しないと行けないか、など知りたかったですが、とにかく現地で対応、介護等体験の学生さんには手つなぎで移動する生徒さんについてもらうことにしました。

【行ってみてどうだったか】
バギーを押しながら、ゆっくり進めば一緒に行くことができ、〇〇体験はエレベーターがあったので、上の階まで苦労なくあがることができました。ただ、通路に機材が置いてあったので、注意しながら進まねばならないところがあったこと、段差が多くて押して上がり、バックで下るを繰り返すところがあったので、車椅子介助技術が要りました。

【反省】
校外学習の下見では活動の確認と導線の確認を両方やります。
行って何をする、何をするかという点を線にするだけでは不十分です。
普段見ている児童生徒が、実際この場所に来たらどう過ごすだろうか、どんな環境設定をすれば最も負担が少なく、効果的な学習ができるのか考えることが大切です。

公費(出張)として実踏できるのは一度だけです。
つまらないことを見落として、プライベートの時間を使うことがないようにしたいです。(と、自分に言い聞かせて…。)

https://magomago1.org/256usingsongsisnotsolong202010/
先回は、「256)特別支援学校、歌で集まる。歌に頼らなくなる。」

https://magomago1.org/258ainformationisroundintheroombypaper202010/
次回は、「258)職員室にでまわる回覧板について」というタイトルです。職場によって取り扱われる情報は違いますよね。

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