【クリスマス】
12月はクリスマスがあります。
学校ではクリスマスツリーが飾られ、図画工作や美術ではクリスマスツリーづくりが行われます。
音楽では、クリスマスソングの鑑賞や合奏などが行われたりします。
これまで見てきた学校では、年間行事(国民のイベント)としてすんなり受け入れているところと、保護者の宗教観の相違で、宗教に関するものだから参加させないで欲しいという希望が出され、1人だけパスする訳にはいかずに実施しないところ、何があるか分からないので、もう行事として取り扱わないでおこうとするところ、と色々な学校がありました。
実施か、実施しないかは学校ぐるみで判断する場合と、特定の学年や学級の申し合わせで判断されていることがあるみたいです。
【修学旅行など】
校外行事にも宗教観が影響します。
仏教を受け入れられない御家庭があると、神社仏閣などに行くことはできません。
京都や奈良などの古都では、主要な観光地は軒並み仏教関連なので、どうしましょう?
他にできることといえば…。
食べ歩き(和菓子など)、新京極めぐり、置屋さん、鴨川、歴史めぐり…。
書いているうちに、私も京都に行きたくなってきました。
盛りだくさんなので、神社仏閣はなくても…と思えてきましたが、移動時間、滞在時間、写真撮影、駐車場の確保などを考えると、選択肢が少なくなるのは痛いですね。
【日本人的寛容さ】
宗教観は人の生き方を決める大きな存在である場合もありますが、多くの日本人は無宗教じゃないかと思いますが、どうでしょう?
生活に根ざしたもの(礼拝など)はなく、冠婚葬祭とお盆、年末年始のお墓参りくらいじゃないかと感じています。
それより、季節やカレンダーの月にあるイベントが好きで、色や気候について敏感です。
そのことから、季節を感じる営みということで、「日本の文化の伝承」という教育の目的に沿ったものとは言えないでしょうか。
(いや、無理なこともあるか…。)
https://magomago1.org/30430yearsagobukatsuwasheavyplaceforme202012/
前回は「304)部活の理不尽さ⇒将来、仕事についたときに役に立つと言われた学生時代」でした。
https://magomago1.org/306manymistakemaketheshowtimedull202012/
次回は「306)大恥をかいた、特別支援学校での文化祭の舞台発表」」になります。