学校の文化 担任の先生より

473)特別支援学校 「特性ありそう」とのたまうアセスメント教員

特別支援学校で言われる、「特性がある」の例ですが、いくつか列挙してみます。
どんなものかというと、発達障害的な特徴を指すことが多いです。

時間や行動などのこだわり

空気が読めない

考え方が偏って、融通が利かない

【手がかり】
御存じの通り、教員は診断ができません。
かといって、児童生徒の実態を捉える力がなければ、学級経営も指導計画の作成もできません。

とにかく目に見えることの意味を考え、試行錯誤して振れ幅をみたりもします。
そのなかで、「ん?」と思ったことを言語化するのですが、その「ん?」が特性があるのではという気づきだったりします。

もちろん、診断がついていなくても、発達障害的なものがあるケースはよくあります。

が、単発で判断してしまうのではなく、「分からないから、とりあえずそれを繰り返す」、「どこまで許されるか分からないから、できることをやっている」、などの環境適応の問題だったりするので、そこは経過を追ってみていくことが大事です。

【大人にもある?】
大人(教員)にも「ん?」と思われることがあります。
長く一緒に仕事しているうち、「これはそうかも…」と思うことがあります。
が、大人同士ですから、余程ひどくない限り、それなりに付き合いながら仕事すると思うんです。

それでも、同僚に対して「あなた、ちょっと特性ある?」などとのたまう教員が時々います。

そんな教員の特徴ですが

・私、よく勉強しているし、経験もあるの。
・私、人を分析することに長けているの。

自分が優秀で、他人を格下と見下していることが多いので、まともに相手すると図にのります。
なので、深く考えずに「あー、そうでっかー、ふーん」と流しておけば、静かになるので、そっとしておきましょう。

迎合すれば意識高い系のチームに入ってお高くいられますが、力量や立場以上のことをやるあまり事故を起こしたり、堅実な仕事をしている教員集団と対立したり、お高いリーダー的な教員が異動で出ていくとともに報復にあったりします。気をつけましょう。


https://magomago1.org/472checkeduniversityranking202109/
前回は、「472)特別支援学校の教員ですが、偏差値が気になりました」でした。