担任の先生より

548)特別支援学校 冬休み前、この時期の保護者会

学期末になると、保護者会が開かれます。
なぜ、その時期に?年間何回って決まっているの?などと思うのですが、その根拠は分かりません。
とにかく、年間予定表に記載されていて、それに向けて担当になった教職員が準備して、実施する、それだけのことなのです。

保護者会といっても、全校保護者会では、これまでの学校の取り組みであったり、今後ともよろしくお願いします、であったりと、全体に周知したいところをおさえるために行われます。臨時のものは、犯罪や事故、不祥事、自然災害などネガティブなものに関して早急に謝罪や対応、説明をするときに行われることが多い気がします。

児童生徒に直接かかわる学習活動や学校生活にかかわるものとして学年や学習グループの保護者会などがあり、それより細かい内容は個別面談で話し合われます。

【冬の保護者会】
話題はこれまでの学習経過、今後の予定、質疑応答が中心になります。サブとして、保護者から子どもの最近の様子、冬休み中の連絡先(学校)、持ち物の持ち帰り、卒業学年の場合は卒業式までの段取り、などが入ります。

【内容】
学校から保護者に、子どもの様子などを伝えますが、保護者からも思っていることを引き出すことも、ガス抜きも含めて行われています。ただ、いきなり会合の場で話をしてくださいと言われて、「ハイ、では私から…」などと言う人はそんなにいません。なので、こちらが授業のことなどを話している間に、ちょっと何を言うか考えておいてくださいね、と前置きをしています。

質問や疑問については、即答できるものは即答して、「あれ?」と思ったものは「確認して、連絡帳などでお返事させて頂きます。」で良いと思います。日程や予定に関しての質問もあるので、年間予定表や月予定表をファイリングしておいて、その場で確認できるようにしています。

更に、予定については、今年度の残りをどのようにするか、保護者目線で要点をおさえています。全校保護者会などの大きなものは、事前に担当から案内やお知らせが配布されるので、この場でおさえるのは「下校が何時か」が主になります。下校時間を知ることで、保護者はお迎えの時間に合わせてお仕事を調整したり、放課後活動の予約をしたりします。

【終わり方】
学年保護者会が40分間と設定されていたら、5分前に終わるようにペース配分します。保護者とコミュニケーションをとることが大事と長く時間を使う教員もいますが、保護者がその後自宅でする用事、仕事のことを考えたら、あまりひっぱるのは良くないと思っています。

きれいにしめるには、最後に「そろそろお時間になりますが、質問や確認したいことはないですか?」にしています。なければ、今の時点で確認することはないので、お開きにしてもよいということになります。