医師・介護・看護 担任の先生より OT・PT・ST

564)特別支援学校 新年の抱負

お正月です。
学校は3月で締め、4月スタートになるので、お正月を節目とするのはちょっと違う気がするのですが実際3月末は準備に追われ、4月はとにかく学級や学年を段取りつけて進めることに追われてしまうので、今年度を整理できるのは、この時しかないのかもしれません。

教員は大人ですし、児童生徒とは状況は違うのですが、目標や方向性を設定するときの考え方は、あまり変わらないのかもしれません。昨年はどうだったか考えて、そこから何をどうしていくか、達成可能なことは何か決めていくだけなのです。

【したこと】
ブログは「作業療法士を特別支援学校教員に」というテーマから、「特別支援学校にかかわろうとする人に向けて」になり、「個人的な話をグダグダと」になってきました。使命感やテーマに縛られると、出せるネタの範囲が決まってくるので少し書いていて窮屈さを感じていました。更新も、毎日更新が重たかったですが、割と大きな穴はあけずに、マイペースでできたかなと思います。だんだん、今自分は何を核(コア)にしてやろうと考えているのか見えてきたので、区切りがつくまで続けようと思っています。

ちなみに、2年やってアドセンスの収益(累計)は5000円前後でした。

セカンドキャリアについても考える時間が長くなりました。年齢的なこともありますが、自分の親が仕事をたたもうかと話していたことがあり、自分もいつかその時がくるのだろうと思い始めたのがきっかけです。テーマは3つ、①自分はこれから何がしたいのか、②自分の経験を次世代にどのように伝えるか、③老後の経済基盤、です。

①自分は何がしたいか
営業、製造、医療、福祉、学校教育と流れてきました。これらを活かしながら、どれかの分野にターゲットをしぼって人を育てる仕事につなげたい願望があります。社会的ニーズも含めて、福祉かなぁと思い、少しずつ種をまいています。学校の教員は学校のことばかりに追われてはいけないと思います。自分の器は慣れと惰性が続くと硬く、小さくなっていきます。とにかくできることでいいので、異なる刺激を入れて練り続けることが必要だと思います。

②次世代に伝えること
1つの職業や価値にこだわらない、これで20歳頃からやってきて、今はそれが当たり前になってきています。バブル期の価値は、「石の上にも三年」、「長いものに巻かれろ」が多かったように思います。その点で、私は不出来でガマンのできない人でした。何を思って生きてきたか、どのようにキャリアを作っていったか、すべての年長者はそのストーリーをもっています。どれも教訓になることばかりです。時代が合わない、経験談されても自分とは関係ない、私も社会人数年目まではそう思っていました。大事なのは、ターニングポイントでどうしたか、失敗談から何を学べるかじっくり考えること、だと思います。

③老後の経済基盤
教員の経済に関する知識や危機意識は残念なものがあります。多くは無関心、または気づいていても行動しない人ばかりです。「公務員 退職すれば ただの人」、これを胸にキャリアについて真剣に考えることが大事です。資産に働いてもらう、自分で稼ぐ、育てて待つ、くらいしかないと思います。お金は得ると使うの繰り返しです。使うが多いと手持ちが尽きてきます。そうならないために、自分ができることをやりましょう。何を、いつまで、どのように、です。

【今年】
今年も、福祉系の勉強と、人材育成をやりつつ、もっと日本以外の国に触れていきたいと思っています。私はもともと保守的で、変化を嫌う人でした。しかし、それだと底が知れると最近痛感させられて、自己開発に努めるようになりました。あれですよ、弱点は逃げてもいいですが、逃げないほうがいいときは、覚悟を決めましょう。

人間は「楽をしたら、その後苦労」、「苦労したら、その後楽」、だと思います。頑張っても報われないと感じても、それはいつか必ず自分に報酬として戻ってきます。ツケはいつか払うようにできています。なので、怖いこともありますが、できることからチャレンジしていきましょう。