学校の文化 担任の先生より

625)特別支援学校 新しい学校の職員室にきました

職員室の席に向かうと、学部主任が「はじめまして…」と声をかけてくれました。
初任であろうと、ベテランであろうと、初めての場所になると不安はあります。

業種にかかわらず、一緒に仕事をする、チームを作ろうという意思表示は大事だと思います。
職場に慣れるとマイペースと惰性で周囲のことをよく見なくなります。
初めて今いる職員室や事務所に入ったときのことを忘れないでいて欲しいです。

新しく入る側になったら、話をしたり、声をかけたりしやすい雰囲気を意図的に作ったほうがいいと思います。
あと、落ち着いて身の回りを確認してみせるのはいいと思います。
身の回りを堅実に整えようとしている、物事を慌てず処理できている、そんな様子は周囲の人を安心させます。

【会議が始まった】
予定表の通りに会議は進んでいきます。

この学校は…。
このシステムは…。
〇〇係の〇〇から…。
全部頭に入れようとしても、無理です。

予備知識や、体験を通じてでないと分からないことが多いので、聞いても身になりません。
初任者の先生が同じ席の並びにいますが、ちんぷんかんぷんでしょう。

https://magomago1.org/firstvisitspecialeducationschoolchecklist/
学校にきたら、リサーチしたらいいなと思うことを挙げています。

【校内見学】
異動者・新規の人を含めた人を連れて、校内をガイドしてくれる時間があります。

ここが音楽室、ここが多目的室などですが、位置関係だけでなく、どうやって子どもを引率するか、どのルートがシンプルな導線になるか、頭の片隅にでもあったらなお良いです。

このとき、出勤の手続きを忘れていたことに気づきました。
後でフォローしておけば大丈夫です。

【教室を見る】
今年度使う教室を見ました。

広さ、他の教員と荷物を共用の場所に置くかどうか、ホワイトボードの位置や向き、コンセント、空調などをチェックします。また、これまでどのようなことをして過ごしてきたか、朝の会のボードや個別課題が入った箱などが昨年度と新年度をつなぐ鍵になります。子どもの姿はないけれど、およそどんな子どもなのか検討をつけられたら、この後どんな準備をしたらいいか判断する材料になります。

【ゆっくり進める】
初日どころか、しばらくは慣れない場所にきたことで、何もしなくても緊張し、ストレスがかかっています。自分の足元をかためること、キーパーソンになる人を見つけて1つひとつ前に進むこと、これが大切だと思っています。
また明日は月曜日、出勤です。
焦らず一歩ずつ、です。