学校の文化

716)特別支援学校 連絡帳用紙ガヨンガヨン

夏季休業中です。

ただいまの職員室飽和度は4%くらいでしょうか、ほとんどいません。みなさん、ラミネーターをかけたり、端末に入力したりと、ほとんど声がないので何をしているか分かりません。とにかく、他の人がいなくてもできる仕事ということで、連絡帳の用紙を準備することにしました。

【作業手順】
・端末内にある、連絡帳書式を印刷する。

・原本を印刷室にもっていく。

・片面印刷、A4で、2日分を印刷機に読み込ませる。

・人数×日数になるよう枚数を調整する。

・印刷したものを半分に裁断する。

・裁断したものを2穴に綴じられるよう、穴をあける。

・連絡帳用紙保存ボックスに入れる。

この連絡帳用紙ですが、学校や学部ごとに形式が微妙に違っていて、サイズが違ったり、両面印刷にしたりします。紙のロスを少なくするなら両面ですが、書き損じ対応などがあると、上記のような片面がスタンダードになったりします。また、印刷担当の有無、印刷は学部ごとか、学年ごとかという枠組みの違いもあります。共通しているのは、必ず原本から印刷機にかけることです。印刷の印刷は文字がぼやけるのでウケがよくありません。

【何枚か】
ここで、何枚印刷するか検討をつけるのですが、計算はざっくりです。ただし、途中で足りなくなると面倒なので少しオーバーするくらいの枚数を印刷します。書き損じや追加、隣の学年が貸してくれと言ってくることもあるので、多いくらいがちょうどいいでしょう。

また、1年分一気にやるとカサ高くあるので、夏休みまでを一区切りにして準備して、夏休み中に9月から3月までを印刷する方法もあります。
さて、計算すると、1か月に平日は23日くらいなので25日として、それが11か月(夏休みの8月は除く)、人数が10名だとすると

23×11×10=2530

ただし、1枚片面2日分だと、2で割ることになるので1265枚必要になります。
また、1枚両面で4日分だと、更に2で割るので、632.5枚になります。

【余談】
コピー用紙のひとまとめは、だいたい500枚です。これが10人在籍する連絡帳のために使われます。
もし、小中高すべてが存在する特別支援学校だったとすると、この12倍の紙が使用されるのです。
他にも、全体周知や会議用にと印刷物がでます。行事の実施要項なども出されます。

教材をつくるため、宿題をつくるため、とにかく印刷用紙を使います。