専門家が授業観察をして助言・指導を受けるはずでしたが、それが延期になったようです。
専門家の職種を調べ、いま学級や学年の中で見られることについて、何を相談に挙げていくか考えました。
学習場面で、「飽きがきて学習場面から離脱する」、「注意が続かない」、「姿勢の不安定さが気になる」などを出すのですが、それは児童生徒の課題であって、担任の先生が学級経営をするうえで大変な思いをしているものと違うことがあります。
【学級経営の中に見られる困難さ】
いつも教員は緊張状態で、交感神経が働いています。
いつも、何に追われているのでしょう?
例を挙げてみたいと思います。
・1つ1つやるごとに指示をしないと動けない。
・視覚刺激で脱線することが多く、軌道修正を促しつつ、目標を提示する必要がある。
・自分の課題を見ない。
・頻繁に自分が希望する予定カードをとりにいく。
・私物をよく落とすが、拾わない。
・授業に間に合わせるために、子どものペースに付き合っているとキリがない。
・異食や汚染物に触れることを阻止する必要がある
・定時排せつの促しに応じず、抵抗する。
・何かを思い出したかのように走り出し、遊出する。
これらが日常的に繰り返されている訳です。
これらをかいくぐって取り組むべき課題とは何だろうか、と思うことがあります。
大人と子どもも比率は常にマンツーマン以下です。
一緒に生活するだけで手一杯なときもあります。
なので、専門家の先生には、教室で起きていることを説明し、どうか付け足しの指導ではなく、今を整える指導や、負担を軽減できる工夫を伝えてもらいたい、そう願っています。