担任の先生より

743)特別支援学校 私物置き場の整理整頓

2023年(令和5年)になりました。

年末年始の大掃除は、もうされたでしょうか?

私もガラクタだらけの部屋をなんとかしようと、頑張って片付けています。

目につくのが、教材と教材の材料の数々です。段ボール箱に入っているのですが、年度ごとに担当する児童生徒の実態が変わるので、同じものばかり使いまわせません。

そもそも、教材は公費で購入するものだと思いますが、使い勝手のいいもの、子どもの実態が分かるまでの定番メニューをもっておきたい事情があるので、私物(不本意ながら自分で買ったもの、おさがりのおもちゃ、ごみだったものや無料で配布されているものを集めたもの)を学校の教室にある「教員の教材置き場」と、自宅の押し入れなどに分散して保管しているのです。

【片付けにくい校内の私物教材置き場】
学校では、教員ごとの私物教材置き場が確保されていることがあります。小学部や中学部などの学部の教材庫、自分が担任している教室のロッカー(子どもの手が届かないところ)、職員更衣室に割り当てられた自分のロッカー、などに教材を置きます。

例えば、教室のロッカーに置くことになると、大小様々な教材がうず高く積み上げられることになり、片付けにくい、取り出しにくいのが日常になります。

なぜ、片付けにくいかというと、個々の教員が片付ける容器や棚を、前年度の予算で購入することは考えにくいので、「買われない」ことが多いことが原因だと思います。なので、できることは学校から大量に出る段ボールを組みあわせて自作の棚をつくる、学校の教材庫に余っている箱などをもってくる、そうして、自分の家の大掃除ででたカラーボックスやプラスチックケースを運んで使う事です。

このような、公私が混同する物や時間の使い方は、特別支援学校でよくあることだと感じています。