学校の文化 担任の先生より

765)特別支援学校 お土産を頂く

学校を異動になっても、学部が変わっても組織の母体が同じなので、大枠やることは変わりません。ただ、違うのは運営の仕方が行った先ごとに毎度違うということです。もちろん、施設などの環境面も違うので、聞いたりしたルールややり方を、どう進めるのか確認するのは大事です。

チェックするのは

学校の設備がどのように使われているか

学校の運営がどんな流れで行われているか(事務的な仕事の進め方)

学部の運営がどのような流れで進んでいるか(行事など)

個人が責任をもてと言われているのはどの部分か

です。

このへんのおさえをしておかないと、いつの間にか一人では抱えきれないような仕事をもっていたり、多くの教員が入り乱れるなかで何をしていいか分からなくなります。

【お土産①】
組織人として、ざっくり留意するところは上記の通りなのですが、「学校生活のなかで、子どもを指導する仕事」という面は変わりません。いろいろな場面を想定して、今年はほかの人がやっているけれど、次年度自分が「担当ね~」と言われて、準備に膨大な時間と労力を要するとなると、とても時間が足りません。

なので、私は所属する先々で、お土産を勝手に頂いています。

例えば校外学習のときに、進める手続きの一覧、保護者に配布する書類、実施要項などです。これ、一から全部作るとなると大変です。何を書いていいか分からんと思うこともあるでしょうし、前例に基づいて項目をおさえて作り、求められれば追加や変更や削除をする、という場合があります。

勿論、行った先で書式がそろっていればラッキーなのですが、無い場合もあるので、その時は担当した先生が、一から、責任をもって作って当然、ということに。(大事なことなので、複数回言いました)

できれば、個人情報を抜いて、データで頂きます。

【お土産②】
授業で使った音楽は、CDやパソコンのハードディスクに残しています。クラウドや、スマホに残してもいいのですが、この先ずっと使うかもしれないものは、極力取り出しやすく、消えにくく、コピーしやすい形で残すのがいいと思っています。(何かの拍子に、いくつか消えてしまったことがあるため)

ランニングのとき、朝の体操のとき、運動するとき、待つ時間、帰りや始まりのとき、この授業のときなど、場面に応じて使えるものをまとめています。

学校ごとに使われる音源は違うので、複数もっておけば、選んで使えるので楽しいですよ。まさに、文化を伝える、異文化を取り入れて紹介する行為です。