始業式がありました。
新しい靴箱
新しい教室
新しい導線
新しい教員
子どもにとって、昨年度のパターンがまったく通じない世界になります。
スクールバスにお迎えにきた教員が、知らない人だったら…。
素直に促しに応じて、下車できるものでしょうか?(私だったら怖いと思う)
下駄箱の棚がいくつも並んでいるけれど、何番目を見たらいいんだろう?
分からないことが多いと不安になります。
私たち教員も、新しい学校に足を踏み入れたときの気持ちを忘れてはいけません。
どうやって、目的の場所(自分の靴箱)にたどりつくかと考え、スムーズにたどり着けるよう、個々の靴箱に目印をつけました。
【教室入室】
教室に入ると、まず着席を促し、あいさつ。
そのあと、1人ずつ持ってきたカバンの袋を開けるよう促し、一つひとつを取り出す度に、どこに片づけるか示していきました。
昨年度と同じ手続きを残しつつ、今にどうフィットしていくか考えて環境設定をします。
【校内をまわる】
教室から玄関に行き、登下校時の導線や位置関係を感覚的に知ることができるよう、校舎内を歩きました。そうして、「昨年度使っていた教室は、他の学年の子どもたちが使っているので、使えません。」と過去から現在につながるよう、内装がすっかり変わってしまった「元教室」を見せました。
まだ新年度は始まったばかりです。
日々の繰り返しのなかから今年度を把握し、「場所が違ってもできる」学ぶ機会を作ります。そうして、更にどのように世界が広がるか、深まるか見ていきます。