給食がくるまでの間、教員一人で教室に残り、学級の子どもたちの見守り(安全確保)をしています。
そのとき、授業の合間になるので、保護者との間を行き来している連絡帳の記入の時間になります。
何を書くか…。
と思っていたら、前と後ろに黒い影
「本を読んでくれ」
「人形で遊んでくれ」
書いている連絡帳の上に投げ込まれる絵本。
とりあえず、個々に座って1人遊びをしてもらいたいのですが…。
座らせてみるも、再び立ち上がって寄ってくるか、置いてある本やおもちゃを投げ始めます。
「書くのは無理か…?」と思いつつ、普通に書いたら10分かからないところを、20分かけて書き終えます。
【連絡帳】
「特になければ、連絡帳は1日1行でいいので、きちんと子どもに対応するように」
と言われますが、何かあったら、日常的に保護者と連携がとれていなかった、などと言われることがあるので、「1行ですか、ハイハイ」と安請け合いをしたら地雷になります。
何かあろうとなかろうと、日常的に情報提供がされていれば、面談や成績の説明をするとき過剰に緊張せずに済みます。
【慣れと甘えと指導】
今年度、昨年度に指導していた子どもをもちあがっています。
担任として同じ子どもをみるのは2~3年が限度かも、次に為すべきことが提案し続けられるなら3年でもいい、煮詰まるようなら、新しい人との出会いのなかで、新しい世界と人間関係を学ばせるほうがいい、と思っていました。
しかし、今悩んでいるのは、「慣れ」です。
子どもに対して、近すぎないよう、離れすぎないよう留意してきましたが、そんなことを考えているのは教員だけで、子どもが「目の前にいる大人に親しみを感じる」のは仕方ないことです。
どうしても近くなり過ぎる距離感、今後どうしていくか…。
小集団をまとめ、慣れているかのように過ごしていますが、実はここのところで悩んでいます。