担任の先生より

800)特別支援学校 なんとか出勤

平日の夜、頭痛がしていましたが、薬を飲んで、早く寝れば大丈夫だろうと横になりました。

明日は遠足で、頭数にも入っているから、行かない訳にはいかないと思っていたのですが、ことのほかダメージが大きかったようです。

あと10分だけでも…休みたい

それが甘かったです。時計はどんどん進み、出勤時間に間に合わないところまできました。

「このまま休みたい…」

年休は新年度になって加算されたから、十分にあるはずです。しかし、休みたい気持ちを振り切って、起き上がり、服を着替えて飛び出しました。空腹感はほとんどなかったので、朝食抜きでも平気です。

外は、小雨になっていて、車が多いです。道路は混んでいて、これは定時に間に合いそうにありません。諦めて、年休申請の電話をかけました。

遠足は、なんとか無事に終わりました。余力がないなかで、カメラをもった教員が多少のリスクを抱えながら写真を撮影していました。引率に専念しても、所々穴が空いていましたがから、事故がなかったのは運もあると思います。

行事が終わったし、後始末もないので、帰りも年休をとって帰ろうと思っていました。が、事務処理系で今日が締め切りというものがあると分かり、結局5時まで仕事していました。

休もうと思えば休めました。しかし、事故が起こったら、一人欠けたためにリスクを背負わせた、という気まずさが残るでしょう。うまくいったとしても、「あそこは大変そうだけれど、教員同士で協力すれば、それなりにまわすだろうから大丈夫だ」、そんな無責任な評価が下されるかもしれません。

活動のために準備する時間

教員同士で意見交換しながら仕事をすすめる時間

やったことを振り返る時間

これらは効率化すればするほど、疎かにされ、優先順位が下がってしまった時間たちです。教員の指導は規格化され、見かけのよさと効率性が重要視されるようになってきた気がします。