最近、物の値段があがってきて、家計を圧迫してきています。
それに伴って、学校の給食はどうでしょうか?
自分がみる限り、ほとんど変わっていません。
材料費や人件費、設備の維持・管理費など、考え始めたら値上げもやむなしと思うのですが、栄養士さんの努力によって維持されていると思われます。
【給食費の例】
昔は、集金袋に入れて学校にもっていき、領収済のハンコをもらっていたものです。
小学生のとき、母親から「給食費にだせる小銭がないから、今日は出せないので待ってもらって」と言われたことがあり、担任から「本当か?家に電話してもいいか?」とすごまれたことがあります。今だと、問題発言で吊るしあげられるような案件ですね。
さておき、給食の一食単価の例を挙げます。数字を見て、どう感じられるでしょうか?私が興味深いと感じたのは、肢体不自由のほうが、知的障害の学部のものよりも安価であるという点です。
食べる量が違うのでしょうか?とはいえ、肢体不自由の学部では初期食や後期食など、食べられる状態までもっていくのに労力がかかっていて、それも給食費に反映するかと思ったのですが、そうではないんですね。
肢体不自由の小学部1年生から3年生=240円
肢体不自由の中学部1年生から3年生=330円
肢体不自由の高等部1年生から3年生=330円
知的障害の小学部1年生から3年生=270円
知的障害の中学部1年生から3年生=390円
知的障害の高等部1年生から3年生=390円
そうして、教職員はどうかというと、390円でした。
あくまでこれらは、ある学校の一例であって、地域格差は当然あります。
地産地消で、地元の農家から安く入荷できるなら、原材料は少なくなるでしょう。
【高いですか?】
原材料はどこまでカットできるのでしょうか?
生産者の方々や、栄養士さんの努力にも限界があります。
指導で使う教材にあたるものだから、お金をとるのはおかしい。
学校が勝手に出しているのだから、お金は出したくない。
給食費を払わないから、給食を出しません、といか言えますか?
食育は学校の仕事でしょ。
選挙公約で、給食費を無料に!
などの話を聞いたことがあります。
給食費を徴収することは、ネガティブなことなのでしょうか?
高いと思いますか?
安いと思いますか?