担任の先生より OT・PT・ST

810)特別支援学校 担任の先生の課題?

今年度、学校の外からこられる理学療法士や作業療法士、言語聴覚士のコーディネーターをしています。コーディネーターと言っても、その内容は予定に合わせて書面のやりとりが円滑に進むよう配慮するだけのものです。

いくつかの学校にいるコーディネーターは、外部から来た方のマネージャーのようについて、フィードバックを担任の先生に行うときは隣にいて専門家の通訳のような役割を果たしている、といったものと思います。

しかし、私はそのようなことは行っていません。なぜなら、私は担任ですから。子どもが登校してから下校するまで自分の学級にいて、学校生活と学習支援をするのが主だからです。フィードバックも求められない限り、同席しません。かねがね、同席するコーディネーターは担任の先生からすると、専門家と束になって圧力をかけてくる存在だと感じていたからです。

専門家の立場で、「あれをしろ」「これをしろ」と言うのに抵抗したことがあります。その時のコーディネーターは、専門家が言ったことに盾をつく失礼なヤツと言っていたそうですが、「有効に活用した」と言わせることが仕事と考えるならば、それはちょっと違うんじゃないかなと思うのです。

専門家には自分の専門性よりも、学校が子どもが過ごす環境として、リスクが少なく、安全で、健康的で、豊かな学びの場として存在するために、いくら失礼で無知であっても担任の教員の支援者であって欲しいと思っています。

【ある理学療法士の声】
「担任の先生は、専門家の仕事をよく理解していないと感じる」

「専門外の内容を求められることも多い」

「子どもが抱える問題点を抽出して、スムーズに伝えて欲しい」

リハの臨床実習指導などで、「何が課題か見えているならば、評価はほとんど完了している」のようなことを聞いたことがあります。担任の先生が、様々な評価(アセスメント)を経て、課題の中心は何か見えているなら、専門家の助言・指導は必要ないでしょう。

まだ評価できていないの?

これは評価した?

この原因は何だと思うの?

ここ、見えてないから調べてきて

かつての実習生指導のように、「できていないことを指摘することが」、イコール指導や専門家の満足感を高めることになるのでしょうか。