担任の先生より

814)特別支援学校 コロナの次は熱中症

コロナウィルスがなくなった訳ではないのですが、学校で注目されるようになったのが「暑さ」です。参考としているものとして、「WBGT」があり、例えば指数が28に達したら、外での活動を禁止しますというものです。

昔、百葉箱というものがあり、温度計の入った箱をのぞいていたものです。が、そこで得た数値をどう取り扱うか、曖昧になるところがあったので、人の感覚でなく数字で決めるモノサシが提示されたことはいいと思います。

ただ、そこに頼ってしまって、実際学校にいる子どもにとって適切な判断かどうかは意見が分かれるところだと思います。実際、肢体不自由児が通う学校のほうが、知的障害児のいる学校よりも外出や水泳指導(プール)の入水可否の基準が厳しいことなどもふまえ、「どうやったらできるか」よりも歯止めをいかにかけるか、という視点が大事になってくると思います。

何でもやれるならやってくれ、ただし事故などは許さないという風潮がある昨今、好意や思いとは別の価値観が必要です。

【下回ってた】
その日は曇り空でした。暑いことは暑いんですよ。湿度もそれなりにありそうです。

しかし、WBGTは基準以下だということで、「外に出て走る」ことが確定しました。内心、もうやめようよーと思いましたし、週末で疲労がたまってきています(子どもも含め)。

いつもより、ゆっくり走りました。

が、子どもの様子がちょっとおかしいです。

おなかをおさえて「痛いフリ」をしたり、変にテンションが高かったり。

何事もなく終えられたのでよかったですが、変な違和感があるときは、よくないトラブルが起きることがあるので、活動を中断したり、セーブしたり、いつも以上に緊張感をもって臨んだりしています。 WBGTも含めて科学的にと言いながら、変な勘に頼る面があったり、人間なんてそんなものですかね。